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【インディ500予選】アロンソ”オーバーブースト”でパワーがダウン。フロントロウの可能性を失う

5/22(月) 10:50配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレン・ホンダ・アンドレッティのフェルナンド・アロンソは予選2回目の2周目にオーバーブーストがあったため、ポールポジションに近づく可能性を奪われたと語った。

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 アロンソのマシンには、アタックラップ2周目の最終コーナーを抜けた際に、問題が発生した。残りの2周はこの影響を大いに受け、その時点で走行を打ち切ることも検討したという。

 インディ500の予選では、最大のブースト圧は1.4barと規定されている。しかしこれを上回るブースト圧が検出された場合、アドバンテージをなくすために、ECUがパワーをカットする。つまりアロンソは、ブースト圧が上がりすぎたことで、一時的にパワーを失った状態だったのだ。

 このトラブルにもかかわらず、アロンソは平均スピード231.300mph(約370km/h)を記録して5番手となった。しかし、アロンソの最速ラップは、ポールポジションを獲得したスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)の最も遅いラップを下回るものだった。

 ディクソンを打ち負かすのは難しかったと認めるアロンソだが、わずか0.187mph改善すれば、アロンソはフロントロウに立ち、ポールポジションに近づくことができた可能性がある。アロンソは次のように語る。

「2周目の最終コーナーの立ち上がりで、僕はオーバーブーストの問題に見舞われてしまった。それは、ブレーキがかかるような感じだったんだ」

 アロンソはmotorsport.comの取材に対してそう語った。

「それで僕はギヤを1段下げて、スピードを取り戻そうとしたんだ」

「僕はラインを超えたけど、その時のスピードは225mphかそのあたりだろうと思った。それで僕はピットレーンに入ろうとした。『そのトラブルで、僕の予選走行は終わりだ』と思ったからだ。しかし最終的には、嬉しい驚きだった」

「今日のマシンは昨日のマシンよりも良く、とても競争力があった。だから、ポールポジションに近づいていた可能性が高い」

 なおアロンソは予選前に行われたフリー走行で不具合を訴えた。これは、ホンダエンジンに起因する問題であり、チームは急遽エンジンを載せ替えることを決めた。

「フリー走行での感触はとても良かった。でもその後、エンジンにいくつかの問題を見つけたんだ」

 そうアロンソは語った。

「エンジンを交換する必要があったため、予選に出ることができるかどうかわからなかった」

「チームは素晴らしかった。チームの6台のマシンすべてのクルーが集まって、29号車(アロンソのマシン)のために働き、それを可能にしたんだ。チームワークのおかげで、僕は予選に出ることができたんだ」

 アロンソは予選で5番手に満足していた。彼の目標は”ファスト9”に進出することだったからだ。

「問題がなければ、スコットと同じような位置に上がれたかもしれない」

 そうアロンソは語った。

「しかし、ファスト9に出走する権利を得てしまえば、その後どのポジションからスタートすることになっても、それほど変わることはない」

Edd Straw,

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