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前半戦の視聴率トップ! 天海祐希『緊急取調室』好調の秘訣(ひけつ)は「禁じ手」

5/22(月) 19:24配信

トレンドニュース(GYAO)

今期ドラマの最大の特徴は、事件解決モノや刑事ドラマが多いこと。夜帯には9本も並んだ。

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月曜:『貴族探偵』(フジテレビ系)
火曜:『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(フジテレビ系)
水曜:『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)
木曜:『警視庁・捜査一課長』(テレビ朝日系)と『緊急取調室』(テレビ朝日系)
土曜:『4号警備』(NHK)と『犯罪症候群』(フジテレビ系)
日曜:『小さな巨人』(TBS系)と『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)

この中にあって天海祐希主演の『緊急取調室』は、前半戦の視聴率でトップになると共に満足度も高く、特筆に値する存在となっている。

■視聴者の反応でトップ争い

初回から5話までの前半戦でみると、視聴率でも刑事ドラマが圧勝となっている。ベスト3は以下の通り。

1位:テレビ朝日『緊急取調室』平均14.2%
2位:TBS『小さな巨人』平均13.2%
3位:フジテレビ『CRISIS』平均11.1%

3位の『CRISIS』は、このところ視聴率好調の関西テレビが力を入れている作品。
主人公は、生と死・正義と法・真実と現実の境界を描いた『BORDER』で主演した小栗旬と、ハードボイルドの極北を行く『ダブルフェイス』『MOZU』に主演した西島秀俊。「国家を揺るがす規格外の事件に立ち向かう、規格外の男たちの活躍を描く」ドラマで、迫力のアクションにかなりお金をかけているようだ。

2位の『小さな巨人』は、警察ドラマだが組織に対峙(たいじ)する個人をテーマにしている。
『半沢直樹』『下町ロケット』『ルーズヴェルト・ゲーム』など、TBS日曜劇場がこれまで何度も放送してきた路線の延長上にある。
大きな顔芸で視聴者を魅了する香川照之を初めとするそうそうたるキャストと本格的なセット・シーンは、日曜劇場に相応しい豪華なドラマに見える。

これら2本と比べると、刑事ドラマでも『緊急取調室』はテイストが違う。
そもそも刑事ものは男の世界になり勝ちだが、紅一点の女刑事(天海祐希)を主人公に据え、一味違う味わいになっている。しかも刑事の疾走・聞き込み・銃撃戦・犯人との格闘など、視聴者の目を引く派手なシーンはほとんどない。
つまり“禁じ手“を作り、取調室という密室の会話劇を柱にストーリーを展開させている。比較的低コストで制作できるというメリットはあるが、それでも脚本・演出・演技力などで見応えを創り出し、視聴率トップというのは偉業と言えよう。

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