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アビスパ5発、7年ぶりJ2首位 完封で4連勝 井原監督ぶれず「挑戦者の気持ちを忘れず戦う」

5/22(月) 7:18配信

西日本スポーツ

 5発快勝、7年2カ月ぶりの首位だ! 1年でのJ1復帰を目指すアビスパ福岡が21日、4連勝で首位に躍り出た。アウェーで金沢を5-0で一蹴して勝ち点は30。前節に同28で首位だった横浜FCが敗れたため、2010年3月のJ2第2節以来の首位に浮上した。エースのFWウェリントン(29)が2得点し、守備陣も4試合連続で零封。次節からのホーム2連戦もこの勢いは止まらない!

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■次節からホーム2連戦

 中3日の一戦で前節19位の金沢を圧倒した。今季最多の5得点などやりたい放題の快勝で、待ちに待った首位に浮上。就任1年目でJ1昇格に導いた2015年も未体験の順位だが、試合後の井原監督はあえて手綱を締めた。目標は1年でのJ1復帰だからだ。

 「われわれはチャレンジャーの気持ちを忘れずに戦っていく。今季も東京Vや湘南といった(その時点の)首位のチームに気持ちを強く持って戦った。これからは相手がその気持ちで向かってくる」。首位に立っても、試合に臨む姿勢がぶれることはない。

 前半18分、エースのウェリントンが駒野の右CKに頭で合わせて先制。同42分にも同じ形で決めた。「セットプレーはチームの強み。駒野サンがいいボールを送ってくれるから得点できる」。今季自身初の複数得点に1アシスト。今季9得点はJ2トップタイとなったが、あくまで謙虚だ。

 1試合5得点は14年9月6日のJ2北九州戦以来。「最近はプラスアルファが加わった。ウェリントンを周りの選手がうまく使い、シュートのバリエーションが増えた」。井原監督が目を細めるように、前半24分にはウェリントン、ウィリアンポッピがつないだパスを石津が右足で決めた。

 4試合ぶりの先発だった石津も「FW3人で崩せたという点でいいゴール」と胸を張った。今季期限付き移籍先のJ1神戸から復帰した27歳は「今は前線の選手がみんな結果を出している。競争心も強いし、これはチームのプラスになると思う」と強調した。

 守備陣も2季ぶりの4試合連続零封。快勝に貢献した実藤は「金沢は裏を狙う選手が多いと分析していた。ポジショニングでうまく対応できた」と笑った。攻守がかみ合うチーム状況にも「0-0(のドロー)ではなく、勝てているのが大きい」と自信を見せた。

 アウェー2連戦で計8得点と勢いをつけ、次節の群馬戦からホーム2連戦に臨む。「選手は90分間出し切ってくれた。試合を重ねるごとに結果がついてくるので自信もつく。いい準備をして、このポジションをキープしたい」。井原監督は首位でのJ1昇格を見据えた。

=2017/05/22付 西日本スポーツ=

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最終更新:5/22(月) 7:23
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