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ヤジの大西議員が謝罪 「やはりズレている」とあきれるがん患者

5/22(月) 18:18配信

BuzzFeed Japan

がん患者は「働かなくていい」とヤジを飛ばして批判を浴びた自民党の大西英男議員は5月22日、自身の公式ブログで「5月15日の厚生労働部会における私の発言の趣旨とがん患者元患者の皆様へのお詫び」を公表した。【BuzzFeed Japan / 岩永直子】

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それによると、大西議員は、

”今回の発言は、飲食店における従業員の方の受動喫煙の議論をする中で、「(喫煙可能の店で無理して)働かなくていいのではないか」との趣旨で発言をいたしました。その発言が、がん患者が働かなくてもいいという趣旨でないことは、その後すぐに「そういうことは言ってないでしょ」と申し上げたことからもご理解いただけるものと思います。”

と釈明。その上で、

”しかし、がん患者や元患者の方の就労状況の厳しさを考えれば、私の発言の趣旨でもがん患者や元患者のお気持ちを深く傷つけたものとお詫び申し上げます。”

と謝罪し、がん患者の就労支援を推進していく中で、表示さえしていれば店内喫煙も可能とする自民党案をベースに、ハローワークなどの募集時には「喫煙可・禁煙」などを明示することなどの検討が重要、との考えを述べている。

「やはりズレている」 患者は批判

しかし、そもそもヤジを受けた三原じゅん子議員は、がん患者が働く場所を選べず、煙を我慢しながら働く弱者であることに配慮した政策を作ることを訴えていた。

がん患者らからは「考えがやはりズレている」「問題の本質がわかっていない」と批判の声が上がっている。

18日に抗議の見解を出した「全国がん患者団体連合会(全がん連)」理事で、がん患者の就労支援に取り組んできた桜井なおみさんが、BuzzFeed Newsの取材に答えた。

大西議員の釈明について「受動喫煙の問題に社会全体で取り組むことが必要なのに、がん患者は禁煙の店で働けばいいというような考え方では、患者が社会から分離されてしまうだけではないか」と懸念を抱く。

「そもそも受動喫煙が及ぼす健康被害を防ごうというのが今回の改正の目的です。一部の人だけでなく、誰もが健康的に安心して働けるような社会を推進することが大切だと思います」

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最終更新:5/22(月) 18:18
BuzzFeed Japan