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涼しさ漂う氷の彫刻 猛暑の中28人技競う 関東予選、柏で初開催

5/22(月) 12:10配信

千葉日報オンライン

 料理人らが氷を削って技を競う第46回全国氷彫刻展関東地区予選(日本氷彫刻会主催)が21日、千葉県柏市の柏二番街商店街で開かれた。同市内での開催は初。全国大会を目指して28人が出場し、大勢の見物客が見守る中、ノコギリやのみを使ってそれぞれ圧巻の彫刻を制作。隣接する我孫子市で今年最高の31・9度を記録した猛暑の中、商店街に涼しげな雰囲気を漂わせた。

 出場者は関東地域のホテルなどで働く調理人ら。1時間の制限時間内に、高さ約1メートル、横55センチ、幅27センチの四角い氷を猫や魚、竜などのユニークな形に彫り上げた。集まった愛好家や足を止めた見物客らからは「大迫力」「形がかわいい」と歓声が上がっていた。

 競技終了後、同会メンバーらが審査を通じ、全国大会に進む15人を選出。見物客らによる人気投票も行われた。全国大会は7月9日、都内で開かれる予定で、全国から100人の精鋭が出場する。

 1位に当たる柏市長賞を受賞したホテルニューオータニ氷彫刻室勤務の平田浩一さん(48)は“スタートダッシュ”と題し、人が走る姿をかたどった迫力の彫刻を作り上げた。昨年の成績は全国2位。平田さんは「たくさんの人に見られながら挑戦できてうれしかった。今年の全国大会では優勝を目指したい」と抱負を語った。

 同予選は例年都内の商店街で行われていたが今年は会場が利用できず、同会から同商店街に打診があったという。同商店街の石戸新一郎理事長は「珍しい氷の彫刻制作を目の前で見られるイベント。来年以降もぜひ柏で開催したい」と話した。