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14歳以下男子優勝の有本響「手が付けられないほどよかった」 [全国選抜ジュニアテニス]

5/22(月) 13:00配信

THE TENNIS DAILY

「DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 兼 ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会」(千葉県・吉田記念テニス研修センター/5月18~21日/ハードコート)は大会最終日を迎え、14歳以下と12歳以下の男女シングルス決勝などが行われた。

U14は有本響と森岡きらら、U12は眞田将吾と虫賀心央が優勝 [DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニア]

 14歳以下の男子シングルス決勝は第5シードの有本響(関東/桜田倶楽部)が、ほかの選手より1学年下で第6シードの中村健太(関東/志津TC)と対戦。2人は2年前の12歳以下シングルス2回戦で対戦しており、そのときは有本が6-3 6-3で勝利していた。

 今回の対戦では、中村が第1セットを6-3で奪う。だが、左利きの安定したサービスからリズムに乗るという中村が本来得意とする形ではなく、「サービスが悪いから、リターンでリスクをおかすしかなかった」という展開。有本のサービスゲームを5回中4回もブレークすることでブレーク合戦を制した。

 第2セット、有本のサービスが安定しはじめ、主導権を握る。いきなり中村のサービスゲームをブレークすると、4-2から2度ブレークに成功して第2セットを奪取した。リターンから攻めるリスクから中村にミスが増えたことも展開が変わった要因だった。

 第2セット途中からは「自分でも“手をつけられない“ほど調子がよかった」という有本。第3セットはすべてのショットが面白いように決まり、中村を圧倒した。6ゲーム連取で一気に勝負を決めた。

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 隣のコートで同時に行われていた14歳以下女子の決勝は、第1シードの松田絵理香(関東/SSAレニックス)と第3シードの森岡きらら(関西/奈良国際TC)の戦い。2人は昨年10月のRSK全国選抜ジュニア決勝でも対戦しており、そのときは第4シードの森岡が6-2 6-4で第1シードの松田を下していた。

 今回の対戦では、立ち上がりに緊張でミスの多かった森岡がいきなり最初のゲームをブレークされるが、徐々に強く、深いショットが決まりだし、2-4から一気に4ゲームを連取して、逆転で第1セットを奪った。

 第2セットはお互いブレークをし合う展開となる。互角の展開が続いたが、終盤に入って、それまで正確なショットを繰り出していた松田に疲れが見え、その精度が落ち始めたことで、森岡が6-4 6-4のストレート勝ちで優勝した。

 持ち前のハードヒット、特に得意なフォアのクロスを中心に攻めて松田を上回った森岡は「競った試合で相手もよかったので、とにかく一球一球集中した」と勝因を上げた。一方、松田は「相手に打たれてばかりだったけど、自分からも攻めてポイントを取ることができた」と敗れた中にも手ごたえをつかんだ様子だった。

(テニスマガジン/編集部◎池田 晋)

最終更新:5/22(月) 13:00
THE TENNIS DAILY