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12歳以下女子で“虫賀ツインズ対決“を制したのは、妹の心央 [全国選抜ジュニアテニス]

5/22(月) 22:38配信

THE TENNIS DAILY

「DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニアテニス選手権大会 兼 ワールドジュニアテニス世界大会代表選考会」(千葉県・吉田記念テニス研修センター/5月18~21日/ハードコート)は大会最終日を迎え、14歳以下と12歳以下の男女シングルス決勝などが行われた。

U14は有本響と森岡きらら、U12は眞田将吾と虫賀心央が優勝 [DUNLOP SRIXON CUP 全国選抜ジュニア]

 12歳以下男子シングルス決勝はともにノーシードから勝ち上がった者同士の対戦となり、眞田将吾(東海/三重グリーンTC)が6-1 6-0で大岐優斗(九州/シーガイアTA)を下し、優勝。

 眞田は今大会、左の強力なフォアハンドで相手のバックを攻める得意のパターンで次々と右利きの選手たちを倒してきた。2回戦で第1シードの松岡隼(関東/荏原SSC)に苦しみながらも6-4 6-4で退け、全試合をストレートで勝ち上がった。

 大岐は2回戦、準々決勝がフルセットにもつれるなど全試合が競った内容で、相手をしっかり見ながら徐々に自分のペースに持ち込む戦いで制してきた。

 決勝では、眞田が終始試合をコントロールし、相手を左右に走らせ、ネットに出てボレーで決めるなど、多彩なプレーを披露。大岐に反撃する隙を与えず、一気に勝負を決めた。

 12歳以下女子決勝は虫賀愛央、心央(ともに東海/TENNISPRO.CO.JP)の双子の姉妹による対決となった。東海大会決勝は左利きで妹の心央が6-4 6-2で制したが、全国大会の出場回数が多い右利きの姉・愛央が第2シード、心央が第3シードで今大会に臨んだ。

 立ち上がりは互角で、お互い2度ずつブレークして5-5。そこから愛央が2ゲーム連取で第1セットを先取した。思い切ってリターンから攻める愛央の積極性も功を奏した。しかし、心央は第2セットに入り、自慢の強烈なサービスが決まり始めると、リターンゲームでもショットが冴え、6-2で奪い返して第3セットに持ち込んだ。

 最終セットの第1ゲームは愛央が取るが、そこから心央が4ゲーム連取。第2セットから続く勢いが衰えることなく、第3セットも奪い、逆転勝利を収めた。

「決勝で愛央を倒すと思って」今大会に臨んだという心央は、その思いを実現させた。一方、愛央は準決勝の最終セットで0-4ダウンの絶体絶命のピンチを乗り越えてきた。「負けそうになったとき、やっぱり心央と対戦したいなと思って、そこから気力が出た」という。

 性格のまったく異なる姉妹はコート外では仲よく、コート上では強烈なライバル心を燃やして切磋琢磨してきた。どちらも技術が高く、サービスのレベルは今大会で上のカテゴリーの選手たちに引けを取らない。

 2人は昨夏の全小のときとは見違えるほどにレベルアップしており、すでに海外で上のカテゴリーの大会に出場するなど、貴重な経験も積んでいる。今後もさらに成長し続けることが期待される。

(テニスマガジン/編集部◎池田 晋)

最終更新:5/22(月) 22:38
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