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千賀ら輩出ソフトB育成に好素材 「汚い速球」で変貌遂げる19歳サイドハンド

5/22(月) 18:32配信

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育成から1軍戦力輩出のホークス、頭角現す2年目の野澤佑斗

 育成から飛躍的な成長を遂げる。そんなシンデレラストーリーを描いた選手といえば、今、真っ先に名前が挙がるのが、ソフトバンクの千賀滉大だろう。高校時代は全くの無名だった右腕は2011年のプロ入り後、急速に進化を遂げた。昨季は先発に転向し、初の2桁勝利となる12勝をマーク。侍ジャパンメンバーとして今春のWBCに出場し、侍から唯一の大会ベストナインにも選ばれた。

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 ソフトバンクといえば、千賀をはじめ、投手では飯田優也や石川柊太、捕手では今季頭角を表している甲斐拓也、野手でも牧原大成や曽根海成、釜元豪などなど、数多くの育成選手を支配下へと輩出。その選手たちが1軍の戦力となり、現在の強さを支える1つの要因となっているのは知られているところだ。

 現在22人いるソフトバンクの育成選手。その中で、目立たないが、着々と結果を残している投手がいる。

 今月2年目の野澤佑斗。19歳の右サイドハンドの投手だ。

変貌のきっかけとなった1つの動画

 18日のウエスタンリーグ・中日戦(タマスタ筑後)。6回に2番手として登板した野澤は、先頭の近藤を二飛、続く岩崎を遊ゴロ、そしてキューバ人助っ人のウルへエスを空振り三振に切り、危なげなく、3者凡退に封じた。

 この日が今季、ウエスタンリーグで8試合目の登板。全て中継ぎ登板で、8試合連続無失点と好投を続け、防御率は0.00。ソフトバンクの2軍で現在、防御率0.00は、1試合だけに登板している五十嵐亮太と、この野澤だけである。

 2015年の育成ドラフト1巡目で、茨城のつくば秀英高からソフトバンクに入団した右腕。昨季は2軍戦での登板はなく、3軍戦で16試合に登板。1勝1敗、防御率4.70という成績だった。それが今季、予想以上と言っては失礼かもしれないが、好投を続けている。

 好投の要因に、1つの変化がある。「ボールの握りを普通の4シームから、2シームに変えたんです。コントロールも安定して、なぜか球威も増しました」。昨季までとストレートの握りを変えたことで一変。手元で変化する2シームが、ハマったのだという。

 キャンプ中に見た1つの動画がキッカケだった。「打ちにくいボールを投げたい」と思いながら、見ていた様々な投手の動画。「マリナーズのサイドスローの中継ぎ投手のフォームを見て、これは使えるんじゃないかと思いました」。ピンと来たのは、米MLB・マリナーズで昨季途中からクローザーを務めたエドウィン・ディアスだった。

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最終更新:5/22(月) 20:26
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