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持続可能社会へ食料廃棄削減を 横浜でNPOが総会

5/22(月) 7:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 チャリティーショップの運営などを通じて、地球環境問題やアジアの女性の生活向上に取り組む認定NPO法人「WE21ジャパン」(横浜市中区、藤井あや子理事長)の総会・講演会が21日、約60人が参加し同市中区のJICA横浜で開かれた。CSOネットワークの黒田かをり事務局長が国連で2015年に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について講演し、食料廃棄物削減の重要性などを訴えた。

 貧困や飢餓の終焉(しゅうえん)、質の高い教育の確保などSDGsの17目標の中で、黒田さんが強調したのは、食料廃棄物の削減をはじめとする「持続可能な生産消費形態の確保」(目標12)。最貧国で飢餓との闘いが続く中、「毎年、世界の食料生産量の3分の1が廃棄されている」という現状は許されないとした。

 特に日本では、食料廃棄物削減について「国の達成目標は立てられていない」と指摘。「SDGsの実践などには政府、自治体、企業、市民団体など多様な主体の参加と連携が重要」と訴えた。

 参加者からは「世界にはまだ絶対的貧困が残っている」「学校現場でSDGsが生かされているだろうか」などと、熱心な質問や意見が出され、世界を変革するには地域での取り組みが不可欠なことを確認していた。総会では、11月9日に同市中区の産業貿易センターで大規模な「WEフェスタ」を開催することなどを決めた。