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ブレークダンスの新星、ユース五輪へ意欲 百合丘高1年・河合さん

5/22(月) 12:02配信

カナロコ by 神奈川新聞

 2018年ブエノスアイレスユースオリンピックの競技種目にブレークダンス(ブレイキン)が新たに採用され、同年5月に首都圏でその最終予選となる世界ユースブレイキン選手権が開催される。日本のメダル候補の一人として、川崎市内の高校に通う女子生徒が日本ダンススポーツ連盟による大会発表会見で紹介され、注目を集めている。

 県立百合丘高校(同市多摩区)1年生の河合来夢(らむ)さん(16)=横浜市青葉区在住=で、ダンサーネームはRam。昨年、川崎で開催されたブレークダンス・ドリームカップ2016での準優勝をはじめ、国内大会での優勝や準優勝の経験も豊富。今月には香港で開かれたアジア1の高校生を決めるハイスクール・ヒップホップ・コンペティションで準優勝を果たしたばかりだ。

 川崎市高津区を拠点に活動しているブレークダンスチームで、ドイツで開かれたバトル・ザ・イヤーで日本人初の世界一に輝き2連覇中の「ザ・フローリアーズ」に先月、最年少でかつ初の女性で参加した。10月に3連覇が懸かるドイツでの大会にも期待がかかる。

 日本ダンススポーツ連盟の石川勝之ブレイクダンス部長も「男の子のように力強い踊り。国内でこの(ユース五輪の出場)世代では3本の指に入る」と評価。倒立したり、肩を軸にしたりして体を回転させるなど、アクロバティックでかつダイナミックに踊る。世界ユースブレイキン選手権のポスターで、片手で体を回している演技の写真も河合さんのものだ。

 ブレークダンスの聖地ともいわれる川崎で、河合さんは5歳からブレークダンスを始めた。中1の時に専修大学生田校舎で、学生らを指導していたフローリアーズの「NORI」こと菊地教稔さん(30)の指導を受け始めた。

 河合さんは「まず、ユース五輪出場を目指し、出場できたら金メダルを目指したい。フローリアーズの3連覇にも貢献できたら」と意気込んでいる。

 ユース五輪の出場枠(女子)は世界で12人。参加できるのは16~18歳で動画審査(7月までに提出)を経て、米国、欧州、アジアで開かれる大陸大会でベスト10に入ると、来年の最終予選に出場できる。その舞台の開催候補地の一つに川崎市が挙がっている。