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引きこもりの若者ら支援 横浜のNPO法人が講座

5/22(月) 22:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 NPO法人横浜メンタルサービスネットワーク(横浜市港南区)が、福祉や医療の視点からの支援が必要にもかかわらず、対象になっていない若者らの就労・自立を支援する「かながわプレジョブスクール」の受講生を募集している。県との協働事業で、今年で3期目。「将来に不安を抱える若者に生きる力を身に付け、自立や働くきっかけをつかんでもらいたい」としている。

 2015年度にスタート。「かながわボランタリー活動推進基金21協働事業負担金対象事業」として、県と協働で実施している。

 本年度は7月3日から来年3月20日までの週3・5日で、対象は中学校を卒業した15~30歳。精神保健福祉士などの専門スタッフの下、コミュニケーション能力の向上を目指すほか、体力づくり、調理など暮らしの基本、ボランティア活動、職場体験などに取り組む。

 過去2年間の参加者は計約30人。いじめられた経験がある、就職活動に失敗した…。さまざまな理由から人との関わりを絶ち、家に引きこもる若者ばかりだ。障害の有無が判断しにくい「グレーゾーン」のケースもある。プログラムを経て就労や進学を実現したり、就労移行支援事業所などの福祉サービスにつながった事例もあった。

 鈴木弘美理事は「人と関わる楽しさを実感し、困難を解決していく中で、自信を持ってもらうのが狙い。将来に不安を抱え、一歩踏み出せない人たちをサポートしたい」と話している。

 横浜校(22~30歳)と上大岡校(15~21歳)で、定員は各校15人程度。受講料は1カ月2万円。24、27日と6月3、7、14、24、28日に説明会を開催する。水曜日が午後4時半~、土曜日が午前10時半~。他の日も随時対応している。問い合わせは、同法人電話045(841)2419。