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ロンドンから三線の音色届ける 「さんしんの日」、過去最多10人が参加

5/22(月) 19:55配信

沖縄タイムス

 【ウォード麗奈通信員】読谷村文化センター鳳ホールで3月4日開かれた「ゆかる日 まさる日 さんしんの日」に、今年もロンドン沖縄三線会のメンバーがスカイプ中継で参加した。週末だったこともあり、過去最多の10人が三線を奏でた。

 リーダーのマーク・グリフィスさんのロンドンの自宅から、日本時間午後7時55分(現地時間午前10時55分)ごろに中継がつながって、日本の午後8時の時報とともにかぎやで風節を演奏した。

 琉球古典音楽野村流保存会三線教師の杉田千秋さん(東京都出身)、グリフィスさん、儀間南さん(読谷村出身)の3人がインタビューを受けた。三線歴8年のグリフィスさんは「当時英語教師として働いていた熊本県で友人を通して三線と出合った」などと流ちょうな日本語で答えた。

 読谷の会場には儀間さんの母親の姿もあった。儀間さんは中継中に感極まって涙がこぼれそうになったそうだが、三線会の生演奏に合わせてかぎやで風を見事に踊り上げた。

 「さんしんの日にロンドンでかぎやで風を踊れるなんて、とても不思議な気持ちだった。貴重な経験になった」と儀間さん。また一つ沖縄音楽への思いが強まったようだ。指導に当たった杉田さんは「沖縄民謡を中心に活動している沖縄三線会にとって、古典音楽を紹介する良いきっかけとなった。さんしんの日参加を決めてからは特に丁寧に弾くことを指導し、皆練習に励んでくれた。これからもイギリスで古典音楽の素晴らしさを広めていければ」と話した。

最終更新:5/23(火) 18:05
沖縄タイムス