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トロロッソF1、スペインのアップグレードに予想外の苦戦と認める

5/22(月) 6:05配信

オートスポーツweb

 トロロッソF1チームのテクニカルディレクターを務めるジェームズ・キーは、スペインGPで投入したアップグレードが期待どおりの働きをするようになるためにはまだ多くの作業が必要であることを認めた。

2017年F1第5戦スペインGP ダニール・クビアト(トロロッソ)はフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)を抑え続け、最終的に9位入賞を達成

 トロロッソはバルセロナの金曜フリー走行で苦戦し、ダニール・クビアトは予選で最下位となってしまった。

 カルロス・サインツJr.はそれよりは満足のいく12番手につけ、決勝では7位に順位を上げた。一方のクビアトはストフェル・バンドーンがペナルティを受け降格されたことで19番グリッドからスタート、1周目にミディアムタイヤを交換するなどの大胆な戦略を採り、9位でフィニッシュした。

 キーは、このアップデートについて完全に理解することができれば、より多くの成果が得られると考えている。

「実際、大変な週末だった」とキーは語った。

「マシンは多くの部分を変更したが、適切なバランス範囲に収めるためには、予想以上の作業を行わなければならなかった」

「正しく機能させるのに少し手直しが必要な箇所がある。いくつか思っていたようにはいかなかったものがあり、後戻りしなければならなかった」

「新しいパッケージは、最大限に性能を引き出すのに我々が思っていた以上の作業をしなければならなかったんだ」

「金曜日の多くの時間はその作業に費やし、パフォーマンスを引き出すためにはマシンをどのようにセットアップする必要があるのか確認していった」

「土曜日にはほぼ目指す状態まで近づけたが、ダニールはカルロスに比べてマシンにあまり満足していなかった」

「だが決勝レースまでには、マシンの状態は我々が予想していたものにだいぶ近づいていた」

 1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを使用していた昨シーズンとは違って、今年のトロロッソはレッドブルと同様にルノー製パワーユニットを搭載しているため、姉妹チームとのパフォーマンス差を直接比較することができる。

 バルセロナでのQ1で、サインツJr.がレッドブルのダニエル・リカルドに0.237秒差に迫ったことに、キーは励まされたという。

「これは基本的に同じパワーユニットで何が可能かということを示している」とキーは語る。

「もちろん、我々はまだ望んでいるところよりもはるか後ろにいる」

「予選でのドラマを除けば、我々の2台のマシンはまだ望んだような性能を引き出すことはできていないものの、Q1、Q2では、目標からはそれほど離れてはいなかった」

「以前よりも彼らに近づいているということには、とても励まされるね」

「我々は一歩前に踏み出したと思うけれど、マシンの性能を最大限に引き出すには、まだ多くの仕事が必要だ」

[オートスポーツweb ]