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宮城道雄しのび浜木綿忌 白浜町

5/22(月) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県白浜町平草原で21日、作曲家で箏曲家でも知られる宮城道雄(1894~1956)の遺徳をしのぶ「浜木綿忌(はまゆうき)」の集いがあった。箏曲宮城会(東京)の会員約60人が全国各地から訪れ、宮城の「芸」と「心」の継承を誓った。

 宮城は神戸市出身で、白浜をこよなく愛し、「浜木綿」を作詞・作曲した。地元後援者の故小竹林二さんによって詩碑と銅像が平草原の紀州博物館前に建立された。銅像は老朽化により2013年、宮城会が新たに胸像を建立した。モニュメント「天響の門」もある。宮城会は1994年から毎年同所で集いを開いている。

 この日、博物館内で式典を行った後、牧瀬喜久雄会長と中島警子名誉理事が天響の門を通って宮城の胸像に花束をささげ、会員も献花した。

 牧瀬会長は「宮城先生は真心の人。どんな人にも、どんなことにも誠心誠意尽くしておられた。先生のお心を継承し、先生に少しでも近づきたい。そして、後世に引き継いでもらいたい」と話した。

最終更新:5/22(月) 17:01
紀伊民報