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ギリシャ債務軽減、合意可能性五分五分か-22日にユーロ圏財務相会合

5/22(月) 13:02配信

Bloomberg

ユーロ圏はブリュッセルで22日に開く財務相会合で、ギリシャ支援プログラムの審査完了を妨げる行き詰まりを打開し、次回分の救済融資実行に道を開くため、同国の債務負担軽減で合意を目指す。

ギリシャと支援プログラムの監督者は経済改革では合意したが、必要な債務軽減の規模について主要な債権者の意見が対立し、支援プログラムの審査完了が妨げられている。

ギリシャ債務(総額3150億ユーロ=約39兆3000億円相当)を持続可能とするためにユーロ圏が追加措置を講じない限り、国際通貨基金(IMF)は支援プログラムへの参加に難色を示し、ギリシャの債務プロフィルの変更に抵抗するドイツなど一部諸国は、IMFが参加するまでは新たな救済融資実行に応じない構えだ。

ギリシャは7月に期限を迎える債務返済に対応しなければならず、その前に次回分の融資約70億ユーロを受け取る必要がある。さらに欧州中央銀行(ECB)がギリシャ債を資産購入プログラムの適格対象に加え、同国の債券市場へのアクセスを容易にするためにも、追加的な債務軽減が欠かせない。

欧州連合(EU)当局者は22日に合意が成立する可能性を五分五分と考えており、ユーロ圏財務相会合に先立って開かれる代理会合が、合意の可能性を左右するとの見通しを示す 。モスコビシ欧州委員(経済・財務・税制担当)は21日のフランス・アンテル・ラジオとのインタビューで、ギリシャ債務を巡る国際的な合意について「手の届くところにあり、必要不可欠だ」と語った。

原題:Greece’s Bailout Review Stalls as Creditors Debate Debt Relief(抜粋)

Viktoria Dendrinou

最終更新:5/22(月) 13:02
Bloomberg