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水戸市、新庁舎供用4カ月遅れ 19年1月、基礎工事に時間

5/23(火) 9:00配信

茨城新聞クロスアイ

東日本大震災の被災により建て替え工事が進む水戸市の新庁舎について、市は22日、供用開始時期が当初計画より4カ月遅れ、2019年1月にずれ込むことを明らかにした。建物の基礎工事に遅れが出ていることなどが理由。同日の市議会特別委で報告した。


市はこれまで、新庁舎の供用開始時期を18年8月末としてきた。しかし、建物を支える地中の支持層が想定より固く、くいを打ち込む作業に時間がかかったほか、地中に残っていた旧庁舎の基礎くい撤去などもあり、工期が約100日遅れていた。

こうした状況を背景に工期を見直した結果、工事完了は18年10月31日に変更となった。完了後には電話機などの機器を設置し備品を搬入する。同11月下旬から各部署ごとに段階的に移転することになり、新庁舎全体の供用開始は19年1月4日にずれ込む見通し。

市新庁舎整備課によると、工期延長に伴い現場の管理経費などがかさむ見通し。工事費は「(業者の)見積もりベースで1億5千万円ほどの増額」(同課)が見込まれる。

ただ、新庁舎の建設、設備工事の請負契約額が予定額を下回ったことなどにより約9億円を留保していることから、「概算事業費197億円に変更はない」(同課)。

工期延長を受け、敷地内に整備する備蓄倉庫棟の着工前倒しや、新庁舎の構造の一部を工場生産に変更し作業工程を効率化する。  (前島智仁)

茨城新聞社