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広島・石井コーチが決意表明 その中心は鈴木誠也と菊池

5/23(火) 16:45配信

東スポWeb

【赤坂英一 赤ペン!!】セ・リーグ首位戦線、阪神、広島が連日激しいつばぜり合いを展開している。開幕当初こそ広島が首位を走っていたが、5月6日、阪神との直接対決に敗れて2位転落。それも大量9点リードをひっくり返され、球団史に残る大逆転負けだったことは記憶に新しい。

 その後、失速するきっかけとなったあの敗戦を広島首脳陣はどう捉えているのか。改めて、石井打撃コーチに聞いた。

「阪神から見れば、あとでシーズンを振り返ったとき、あれこそ優勝するチームの勝ち方である、最大のポイントだった、と言われるだろう。マスコミにはそういう見方をされてますよね? ウチがこれからそういう見方をひっくり返すんです。シーズンが終わったら、あの大逆転負けからよく巻き返して優勝したと、ウチがそう言われるようにするんですよ。絶対にそうしなきゃいけない」

 このまま、阪神を走らせるわけにはいかない。一見快進撃を続けているが、付け入る余地はあると石井コーチは言う。

「あそこから阪神に勢いがついたように言われてますが、投手力、守備力を見たら、これからの長丁場を戦い抜くにはまだまだ不安が多い。ウチの打線がしっかりと攻めていけば、突き崩せる可能性は十分ある。交流戦に入れば、どういう展開になるかわからない。そこで貯金を増やせるよう、きっちり攻撃できる形をつくってるところです」

 その中心になるのは、やはり4番・鈴木だ。

「これからも誠也が4番でいくことになる。彼にはもっと経験を積んで、どういう意識を持つべきかを学んでほしい。今は自分の打ちたい球を好きなように打ってるだけ。4番はそれでもいいんだけど、チームに何を求められているのか、自分の役割は何かを考えられるようになったら、誠也はさらに伸びますよ。例えば、満塁で打つだけじゃなく押し出し四球の1点で勝つ、という勝ち方もある。本当に強いのは、そういう虎の子の1点をもぎ取れる打線だから」

 もう1人のキーマン、2番・菊池については、「体のコンディションを見ながら」使っていくことになりそう。4試合欠場していた間も深刻な状態ではなく、「監督の意向で大事を取らせた」という。その菊池の休養に備え、2年目の西川をどう使うかも大きな課題だ。シーズンはまだまだ長い。石井コーチの仕事もこれからが大変だ。

最終更新:5/23(火) 16:45
東スポWeb