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被告席に並んだ朴槿恵・崔順実氏 目も合わせず

5/23(火) 12:55配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】収賄罪などで起訴された韓国前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告に対する初公判が23日午前10時、ソウル中央地裁で始まった。大統領経験者が被告として出廷するのは憲政史上3人目。共犯として起訴された朴被告の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告と並んで被告席に座ったが、互いに目を合わせることはなかった。

 裁判長が午前10時に開廷を宣言し、被告人に全員席につくよう促すと、まず憔悴(しょうすい)した様子の朴被告が硬い表情で入廷、着席した。すぐに崔被告も入廷したが、40年来の友人である2人はあいさつも交さなかった。朴被告は前方を凝視し、弁護士とは小声で話をしたが、崔被告には目線も向けなかった。

 朴被告は両腕をひじ掛けに預け、思いを巡らせる様子だった。天井を仰ぎ見たり、傍聴席に視線を投げかけたりもした。のどが渇くのか、弁護団から渡された紙コップの水を何度か飲み干した。弁護人を間に置いて並んだ崔被告は、しきりに何かを書き留めていた。

 出廷した被告と起訴された人物が同一であるかどうかを確認する人定質問が始まると、朴被告は硬い表情のまま質問に答えた。特に感情を表すことはなかった。崔被告は感情が高ぶったのか、泣きそうな表情を浮かべ鼻をすすった。

 裁判所はこの日、万一の事態に備えて警備を強化したが、特に混乱はなく、公判は落ち着いた雰囲気で進んだ。 

 抽選で傍聴券を得た傍聴者は早くから並び、150席の傍聴席はすぐに埋まった。祈るように手を合わせたり、ノートにメモを取ったりする傍聴者の姿も見られた。

最終更新:5/23(火) 13:09
聯合ニュース