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朴槿恵被告が起訴内容を全面否認 初公判3時間で終了

5/23(火) 15:41配信

聯合ニュース

【ソウル聯合ニュース】韓国財閥のサムスングループやロッテグループから多額の賄賂を受け取ったとして収賄などの罪に問われた韓国前大統領、朴槿恵(パク・クネ)被告の初公判が23日、ソウル中央地裁で開かれた。朴被告の弁護側は検察の起訴内容を全面否認し、無罪を主張した。朴被告も「弁護人の立場と同じだ」と述べた。

 公判には収賄の共犯として起訴された朴被告親友の崔順実(チェ・スンシル)被告、贈賄罪で在宅起訴されたロッテグループ会長の辛東彬(シン・ドンビン、日本名:重光昭夫)被告も出廷し、いずれも起訴内容を否認した。

 検察によると、朴被告は崔被告と共謀し、サムスングループから約束分を含めて433億ウォン(約43億円)、ロッテグループから70億ウォンの賄賂を受け取り、これとは別にSKグループに89億ウォンの賄賂を要求したとされる。朴被告は収賄のほか強要、公務上機密漏えいなど計18件で罪に問われている。

 検察は公判で「朴被告は個人的に長年付き合ってきた崔被告に国家機密を渡し、国政に介入させたほか、権力を乱用して個人や企業の利権に介入し、私益を追求した」などと指摘。両被告が私益を得るため法にのっとった手続きを無視し、国民主権主義と法治主義を損なったと批判した。朴被告が崔被告と共謀して財閥と癒着し、違法行為を働いたとも強調した。

 これに対し朴被告の弁護側は、収賄には動機がなく、崔被告といつどこで具体的に何をしたのか共謀関係に対する説明がないなどとして、無罪を主張した。

 崔被告は「40年余り見守ってきた朴槿恵氏を法廷に立たせた私が罪人だ」としながらも、朴被告と共謀した事実はないと主張した。

 ロッテの免税店事業の認可を巡って朴被告側に支援を求め、見返りとして崔被告が実質支配していた「Kスポーツ財団」に70億ウォンを提供した罪に問われている辛被告の弁護側も「起訴内容は事実と異なり、法理的にも疑問がある」として無罪を訴えた。

 地裁は、検察が4月に起訴した朴被告の事件と、特別検察官が先に起訴した崔被告の収賄事件を一括して審理することを決定。初公判は約3時間で閉廷した。朴被告の起訴内容が多く、一審の勾留期間が最長6か月に限られていることを踏まえ、地裁は迅速に審理を進める方針だ。朴被告は25日、2回目の公判に出席する。

最終更新:5/23(火) 16:36
聯合ニュース