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デュアルカメラ搭載で背景ボカシや3D撮影が可能 「ZTE BLADE V8」を試してきた

5/23(火) 13:19配信

ITmedia Mobile

 2017年5月22日、「ピエール・エルメ・パリ 青山」でZTEの「BLADE V8」新製品発表・体験会が開催された。

【BLADE V8で撮影したスイーツ】

 ピエール・エルメ・パリはフランスのパティシエ ピエール・エルメ氏のパティスリーショップ。マカロンで有名だ。

 なぜそこでZTEが発表会を行ったか。BLADE V8のウリはデュアルカメラで、カメラ性能を重視した端末だからだ。説明が終わったらスイーツを被写体に撮影体験という趣向である。

●デュアルカメラでリフォーカスや3D撮影も

 BLADE V8のウリはデュアルアウトカメラ。1つがメインの1300万画素カメラ、もう1つが200万画素のサブカメラとなる。サブカメラの仕事は奥行き。メインカメラとサブカメラの視差で構図の中のおのおのの被写体との距離を測り、背景をぼけさせる処理に使うのだ。

 この距離情報を使って、撮影後の「リフォーカス」もできるし、疑似的な3D写真も作れる。

 インカメラも13Mで、センサーはアウトカメラと同じ。アウトカメラよりもちょっと広角で、自撮り用のライトも搭載している。

 確かにインもアウトもカメラ性能に力を入れた端末ということが分かる。さらに、指紋センサー、DSDS(デュアルSIM、デュアルスタンバイ)対応、8コアのSnapdragon 435搭載と、ミドルレンジながら性能はなかなかだ。

●料理写真の撮り方とタッチ&トライでスイーツを

 後半はフォトグラファーの佐藤朗氏による「スマートフォンカメラのワンポイント講座」。テーマは料理写真撮影のコツ。タッチ&トライに先駆けて、スマホを使って料理をきれいに撮るためのコツを伝授してくれた。

 ポイントは4つ。

 まずはどんな写真を撮るかイメージするところから。イメージが難しいなら気に入った写真の構図をまねするところから始めるといい。

 2つ目は光の演出。光次第でおいしそうにもまずそうにもなる。逆光は立体感やシャドー・ハイライトをしっかり出しやすいし、ソースや油のツヤも出しやすいので、やわらかい半逆光がお勧め。

 3つ目はカメラの設定。大事なのはホワイトバランス。BLADE V8のマニュアルモードを使ってホワイトバランスを変えたり露出補正をしたりするのがいい。

 スマホのカメラは広角でゆがんで写ってしまうので、2xくらいのデジタルズームで撮るのがお勧め。デジタルズームで画質が劣化してもスマホから共有してスマホで見る分には多少のデジタルズームは問題ない、という話。

 4つ目は料理にポーズをつける、つまり構図。お皿を全部入れなくていいとか、お皿の方向や位置を少しずらす、もう1つのアイテムは対角線に置くとか、パフェのように高さがあるものは下から撮ると高さが強調できるとかそういう構図の話だ。

●スイーツを実際に撮影

 一通りお話を伺ったらハンズオン。「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツが用意されたテーブルでおのおのが実機で撮影だ。スマホでよく撮られる被写体の1つが料理、ということで、華やかなスイーツが用意されたのだろう。

 マニュアルモードにすると露出やホワイトバランスなどを細かく設定できる。

 背景をボカシたいときや3D撮影はデュアルモードで。

 背景ボケで撮った写真は「リフォーカス」機能で、後からボカシ具合やフォーカス位置をセット可能だ。

 今回あれこれスイーツで試してみたところ、縦位置で撮るとしっかり背景がボケるが、横位置で撮った場合はあまり効果が出なかった。この機能を使うときは縦位置がお勧め。

 ボケ具合は、同等の機能を持つ「HUAWEI P9」の方がハデだが、BLADE V8の方がナチュラルで雰囲気は悪くない。

 3Dモードで撮ると、このように左右それぞれの写真が生成される。こちらも縦位置で撮るのがお勧め。

 3D写真は裸眼だとうまく見えない人も多い。そこでケースの出番である。BLADE V8のケースが簡易3D ビュワーになっているのだ。

 こんな風にセットし、蓋をする。

 そして、見て楽しむのである。

 デュアルカメラを搭載した端末が増えているが、その目指すところはさまざま。ZTEは背景ボカシや3D写真をメインにすえ、ミドルクラスの価格で実用的なものを搭載してきた。画質や安定性についてはきちんと使ってみないとなんともいえないが、カメラの動作は軽快で悪くはなさそうだ。

 発売は2017年5月25日。想定市場価格は3万4800円となっている。

最終更新:5/23(火) 13:19
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