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子どもが作った3Dデータをひたすら無料で3Dプリントする取り組み、3D-GANが開始

5/23(火) 14:55配信

MONOist

 3Dデータを活用する会・3D-GAN(以下、3D-GAN)が3Dプリンタ「Zortrax M200」を使って無料で出力する3Dデータを受け付けている。受付条件は、小・中学生、高校生、高等専門学校生が作ったデータであること。大学生と社会人などいわゆる“大人”については、「初めて3Dプリンタ出力する人」が「自分で作ったデータ」であれば受け付ける。

 受け付け可能な3Dデータ形式はSTLかOBJ。同会の電子メールアドレス(post@3d-gan.jp)宛に連絡してほしいという。「3Dプリンタ出力に適したデータか適さないデータかは、送ってもらったデータを見て、依頼者と話します。時には修正してもらいます」(3D-GAN)。出力物を郵送する際には、送料は依頼者に負担してほしいということだ。

 今回の取り組みの趣旨について、同会は次のように述べている。「私どもは業界団体として、モノを作ることと3Dデータの相関を広く一般に理解していただく取り組みを進めてきました。それにより、製造業に従事していない人にもこの、3Dデータとモノを作ることの相関はリテラシーとして広まってきました。それにつれて、個人で趣味として3Dモデリングに挑戦する人も増えました。安価なツール(CADなど)の登場などと相まって3Dモデリング人口は増えています。しかし、まだまだ3Dプリンタ出力という体験をするには地域に機械がないなどの理由で体験できていない人が多いので、まずデータを作れた人にはその楽しさを味わっていただこうと考えました」。

 「この取り組みをいつまでやるのか」という編集部の問いについては「会が存続する限り、ずっと」と同会は回答する。大学生や大人については、同会の個人会員になれば材料費程度で、小中高高専生については入会不要で無制限で3Dプリントできる。

 「3Dモデリングする人口が増えれば、モノづくりの模様は大きく変化します。私どもはお仕事ではなく3Dモデリングを始めた皆さんを世界が変わるその担い手として、歓迎します。特に小中高高専生はひいきしたい」(3D-GAN)

最終更新:5/23(火) 14:55
MONOist