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JR大宮駅周辺、緊急整備申請へ 清水さいたま市長20万票重み実感

5/23(火) 6:02配信

埼玉新聞

 埼玉県のさいたま市長選投開票から一夜明けた22日、3選を果たした清水勇人氏(55)は市内の後援会事務所で会見し、「投票率が下がる中で20万票を上回る得票ができたことは大変うれしく、同時に責任も感じている。一つの目標だった。改善点はあるが、8年間やってきた方向性は間違っていなかったと実感できた」と獲得票数の重みをかみ締めた。

 前日までの戦いに疲れの色も見せるが、表情はそれ以上に晴れやか。「市内全10区で勝利できたことが誇り。合併から16年。地域間の感情を乗り越えて市民一丸となり、旧4市のポテンシャルを相乗的に生かせるような、新しいさいたま市を作り上げていきたい」と意気込みを語った。

 3期目の重点施策に子育て、高齢者福祉、まちづくりを挙げ、「選挙で訴えてきた新成長戦略、『しあわせ倍増計画3』を進めていく」ときっぱり。持続可能な都市の核になるまちづくりについては「特に大宮駅周辺整備。国に緊急整備地区申請を行っていく」と述べ、大宮区役所、北部医療センター建設なども予定通り進めていく考えを示した。

 過去最低を記録した投票率は、自身も演説の時間を割いて投票を呼び掛けてきただけに、「全国的に単独の首長選は低下傾向にあり、広報の難しさを痛感している」と憂慮。「地方自治は住民生活そのもの。身近さをPRしていく必要がある。いかに地域住民を巻き込めるかが課題」と市政運営と重ね合わせた。

 党派を超えた個人的支援を取り付けた選挙戦と今後の議会対応については、「支持拡大につながった。同じ方向性を持った議員が多いのは心強いが、今まで通り建設的に議論していく」と、従来通りのスタンスを強調した。

 21日は深夜に帰宅後、家族と当選を喜び合ったといい、「この春に息子2人が大学、高校の受験を突破し、私も試験(選挙)を乗り越えることができた」と、父親としての喜びもひとしお。「18歳になった息子、妻と投票に行った。息子は投票に時間がかかり、『初めてで緊張した』と言ってました」と満面の笑みを見せた。

最終更新:5/23(火) 6:02
埼玉新聞