ここから本文です

飲むヨーグルト増産 メーカー 製造ライン拡充 機能性うたい手軽さ人気

5/23(火) 7:02配信

日本農業新聞

 乳飲料メーカーが、ヨーグルト飲料の増産に乗り出している。工場の新設や製造ラインの拡充で、生産能力を向上する。健康志向の高まりから機能性をうたった商品を投入し、手軽に飲めることから幅広い世代に支持を広げている。民間の調査会社によると2017年の市場規模は1700億円に達する見込み。各社は増産で拡大する需要を確実に取り込みたい考えだ。 

 雪印メグミルクは京都府南丹市で新工場の建設を進めており、18年度上期の稼働を目指す。内臓脂肪を減らす効果が期待できる機能性表示食品の「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ(100グラム)」の製造量を2倍に増やす。

 現在は神奈川県の海老名工場だけで生産しているが、需要拡大をにらみ、新工場で西日本向けの生産を補う。

 今年1~3月の同商品の売り上げは、前年同期の倍以上に増えた。

 同社は「小型ボトルで飲み切れる点が受けている」(広報担当)と分析する。

 飲料メーカーの日清ヨークは今月中旬から、埼玉県羽生市の新工場を稼働させた。旧工場を建て替え、生産能力をこれまでより1.5倍に高めた。「十勝のむヨーグルト」などをメインに製造する。同社は「簡便さから今後も市場拡大が見込める」と期待する。

 明治ホールディングスは昨年末、埼玉県戸田市の工場のラインを新設し、乳酸菌の働きが強いプロバイオティクスを使ったシリーズ「明治プロビオヨーグルト」の飲料タイプを1割ほど増産に踏み切った。

 調査会社の富士経済によると、16年のヨーグルト飲料市場は前年比9%増の1605億円となり、5年前と比べて2.2倍に拡大。17年はさらに6%増えると予測する。

日本農業新聞

最終更新:5/23(火) 7:02
日本農業新聞