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日軽エムシーアルミ、メキシコで溶解・鋳造ライン増設

5/23(火) 6:01配信

鉄鋼新聞

 アルミ二次合金大手の日軽エムシーアルミ(社長・浜村承三氏)はメキシコ関連会社の第2工場を建設する。このほど取得した隣接地に年産3万1200トンの溶解・鋳造ラインを増設し、今年12月からの稼働を目指す。新設備の稼働により、メキシコでの生産能力を現行比2倍の年6万トンまで引き上げ、旺盛な自動車部品需要に対応する。18日、日本軽金属ホールディングスの岡本一郎社長がIR説明会で明らかにした。

 日軽エムシーアルミのメキシコ事業会社「TST・ニッケイ・メタルズ」は、米国同業大手TST社との合弁によるもので、日軽エムシーアルミの出資比率は45%。メキシコ中西部アグアスカリエンテス州に年産能力3万トンの工場を保有し、現地で調達スクラップを加工して日系自動車部品メーカーに販売している。
 メキシコは自動車産業の発達に伴い、アルミ合金市場が拡大している。14年の工場開設から順調に受注を取りこみ、稼働率が高まっていることから生産能力の引き上げを決めた。IR説明会で岡本一郎社長は「トランプ米国大統領の政策によって米国とメキシコの貿易環境が悪化するとの懸念も出ているが、現段階でメキシコの自動車産業に減速感はみられない」とした。

最終更新:5/23(火) 6:01
鉄鋼新聞