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1万人以上が視聴。「公開討論会」の常識を覆した「千葉市長選挙ネット討論会」

5/23(火) 18:00配信

選挙ドットコム

「千葉市長選挙ネット討論会」をニコ生などで10,000人以上が視聴

5月17日、ニコニコ生放送で「千葉市長選挙ネット討論会」が生中継されたところ10,000人以上の方が来場した。

投票率の低下などが言われる中で、また18歳選挙権の実現により、「若者たちにどうやって伝えていくか」といった新たな課題も生まれている。こうした中で、どうしたらこれまで届かなかった層も含めて幅広い層にアウトリーチできるか、できる限り多くの皆さんに届く仕組みにするにはどうすればいいのか等と考えた結果生まれたのが、選挙の関心が高まる告示後に、ネットをメインに配信する仕組みにしようという今回の「千葉市長選挙ネット討論会」だった。

何が新しいの「ネット討論会」。出来レースでない生の激論

今回企画するにあたり、見た目も「公開討論会」との違いもビジュアルに見せようと、アメリカ大統領選挙やつい先日のフランス大統領選挙さながらに候補者には立って行なってもらうスタイルにした。

ニコ生視聴者からはすかさず「立ちですかい」とのコメントが流れるなど、普段、政治家の討論会を見慣れている層に取っても斬新な印象を持ってもらう事ができたのではないかと思う。ただ、重要なのは言うまでもなく見栄えではない。

今回のネット討論会では、「事前に一問一答の答えを準備してもらって、台本を読む」といういわゆるシナリオ型だけでは対応できない、相手の候補者への質問や、その答えなど、その場でしか答えられないような工夫をした。実際に動画を見てもらうのが一番分かりやすいとは思うが、こうした取り組みによって、より候補者の本当の考え方や人となりが見えるものになったのではないかと思う。

今回のネット討論会では、討論してもらう内容についても工夫をした。投票を行う際に、有権者一人一人が「日常から感じている思いを主観的に考えて判断すること」、これも重要な要素である。ただ一方で、多くの有権者は、街全体を俯瞰的に見た際に、自分たちの住む街にどういう課題があり、どこに問題があるのかといった事を普段考えているというわけでもないだろう。それを「どうやって解決するのか」が重要だ。それが「政策」である。

「選挙でどうやって候補者を選ぶのがいいのか」と聞くと、よく模範解答のように「政策を比較して投票する」という言葉を聞くが、皆さんはどのように比較しているだろうか。

大事なのは、投票する政治家がそもそも「自分と同じことを課題と感じているか」、「目指すべき方向性は一緒か」、「本当にそれを解決できる策を提示しているか」、「その政治家はそれを本気でやる気か」なのではないかと思うのだ。

その意味でも今回の構成自体も非常に面白い内容になったのではないだろうか。今回の「千葉市長選挙ネット討論会」では、さらにそうした前提の元に今回の千葉市長選挙の争点をそれぞれの候補者はどう考えているのか。またそれぞれの候補者に対して、自分が市長になる事で千葉市はどうなるのかについても議論してもらった。90分という限られた時間の中では、密度の濃い情報を入れ込む事ができたのではないかと思っている。

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最終更新:5/23(火) 18:00
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