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ダルビッシュ“MLB史上1位”の奪三振率を維持 米記者紹介「最も高い数値」

5/23(火) 9:27配信

Full-Count

伝説の左腕も上回るダルビッシュの奪三振率

 21日(日本時間22日)の敵地タイガース戦で5回5安打2失点と粘りの投球を見せ、今季5勝目(2敗)をマークしたレンジャーズのダルビッシュ有投手。5イニングで105球を要する苦しい投球も、チームを5-2の勝利に導いた。この日は4四球と制球が乱れたが、5回で降板しながら「代名詞」の奪三振数は「7」を記録。奪三振率が“メジャー史上1位”をキープしていることを地元記者が伝えている。

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 初回に元同僚キンズラーに同点の先頭打者弾を浴びたダルビッシュは、さらに連打で無死一、三塁とされるも、好調のJ・D・マルティネスをスライダーで空振り三振に仕留める。その後、1死満塁のピンチも切り抜けた。2回もカブレラに同点打を浴びたが、2死一、二塁でJ・D・マルティスネスを再びスライダーで空振り三振。ピンチで“宝刀”の切れ味が光った。

 5回は1死でアップトンに粘られながら、フルカウントから8球目のスライダーで空振り三振。続くマキャンはカウント2-2から6球目のスライダーで空振り三振に仕留めた。特に序盤は制球に苦しみながら、要所で三振を奪う力投で降板となった。

 この日の試合は米ケーブル局「ESPN」で全米中継された。同局の敏腕記者として知られるバスター・オルニー氏は注目の一戦が始まる前、自身のツイッターで「エライアス:9イニングあたりで11.2奪三振、ユウ・ダルビッシュは1900年以降、9イニングあたりの三振数で最も高い数値を誇っている(最低100先発以上の投手の中で)」と投稿。スポーツデータ等を扱う米シンクタンク「エライアス・スポーツ・ビュロー」社のデータを基に、エース右腕の驚異的な奪三振率を紹介していた。

レンジャーズも紹介、ランディ・ジョンソンの10.61を上回る11.17の奪三振率

 また、レンジャーズも試合前に配布した資料で「ダルビッシュはキャリアで9イニングあたり平均11.16個の三振を記録。メジャーリーグ史上、500イニング以上を投げたどの投手よりも高い」と紹介。さらに、2位は殿堂入り左腕ランディ・ジョンソンの平均10.61個であることも記した。

 試合終了後にはダルビッシュの奪三振率は11.17に上昇。ランディ・ジョンソンは6度のシーズン300Kをマークし、9度の奪三振王に輝くなど、ノーラン・ライアン(5714)に次ぐメジャー史上2位の4875奪三振を記録している伝説の左腕。当然、総数が大きく違い、プロキャリアの序盤と終盤が含まれる投手と単純比較は出来ないものの、9イニングあたりの三振奪取率では現時点で日本人右腕が上回っていると、米メディアなどは伝えている。

 ダルビッシュはこの日、105球を投げてストライクは63球。防御率は2.83となった。通算880奪三振となり、今季中に1000奪三振に到達する可能性も高い。メジャーの猛者を圧倒する投球で、歴史に残るペースで三振を奪い続ける日本人右腕が、強烈なインパクトを残し続けていることは確かだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/23(火) 13:03
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