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患者と家族の会 28日に相談会アスベスト被害 悩まず相談を/富山

5/23(火) 21:22配信

チューリップテレビ

 かつて断熱材などに使われたアスベストによる被害です。
 患者の中には、今も国から補償を受けられずに苦しむ人がいるとみられますが、こうした中、アスベスト疾患の患者らが記者会見し、1人で悩まず相談するよう呼びかけました。

 記者会見をしたのはアスベスト疾患の患者やその家族でつくる『中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会北陸支部』です。
 アスベストはかつて断熱材などに広く使われていた繊維状の天然鉱石で、粉じんを吸入した人の肺がんや中皮腫などの健康被害が相次いで報告されています。
 県内では1995年からの21年間で、アスベストが原因の中皮腫で262人が死亡していますが、国の労災認定と救済認定を合わせた補償の対象となったのは167人にとどまっています。
 23日は中皮腫の患者で岐阜県飛騨市に住む青山和弘さん(49)が発症の経緯を紹介しました。
 青山さんは自動車部品の製造会社に勤務していたおよそ30年前にアスベストを吸引し、2年前に中皮腫を発症。
 現在も富山大学附属病院で抗がん剤治療を続けていて、アスベスト関連の疾患で国からの補償を受けられず悩んでいる患者やその家族に対し、早期の相談を呼びかけました。
 患者と家族の会北陸支部は今月28日、富山市内でアスベスト被害の相談会と患者の家族の集いを開きます。

チューリップテレビ