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【ブラジル】鶏肉、豚肉の輸出量落ち込む

5/23(火) 2:39配信

サンパウロ新聞

 ブラジル動物性タンパク質協会(ABPA)の2日発表によると、ブラジル産の鶏肉と豚肉の2017年4月の輸出数量はいずれも16年4月を下回った。今年4月の鶏肉の輸出数量(加工品を含む)は16年4月に対して23%減の32万3100トン、豚肉(加工品含まず)は同16%減の4万4500トンだった。
 輸出額は、鶏肉は5億5100万ドルと前年同月に対して11%縮んだが、豚肉は1億2090万ドルと16年4月に対して21%拡大した。
 同協会のフランシスコ・トゥラ会長によれば、今年4月の鶏肉輸出が昨年に対してマイナスとなった背景には、比較対象である昨年4月の鶏肉輸出が非常に好調だったという事情がある。16年4月の鶏肉輸出量は42万1000トンと過去2番目に大きなものだった。また、今年4月は休日が多く営業日数が少なかったことや、連邦警察の捜査によって明らかになった食肉不正事件もまた同月の鶏肉輸出にマイナスの影響を与えた。
 今年に入ってから累計の輸出量は、3月までは昨年同時期に対してプラスを保ってきたが、4月の結果によってマイナスに転じた。17年1~4月累計の鶏肉輸出量は140万3000トンと前年同時期に対して4%沈んでいる。ただし、輸出額は依然としてプラスを維持しており、今年4カ月間の累計は23億8300万ドルと16年同時期を13%上回っている。
 今年4月の豚肉輸出についてトゥラ会長は「鶏肉の出荷を阻害したのと同様の諸要因が豚肉の販売をも落ち込ませた。しかし、我々の見通しでは、この先数カ月の間に数字は改善する」としている。
 4月に落ち込んだものの、今年1~4月累計の豚肉輸出量は19万8000トンと前年同時期を3%上回っている。また、輸出額は前年同期比40%増の4億8640万ドルに上っている。

最終更新:5/23(火) 2:39
サンパウロ新聞