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サンパウロ市内新築住宅 成約数、前月比54%増 発売数も768%の大幅増

5/23(火) 2:42配信

サンパウロ新聞

 サンパウロ商用・住宅不動産売買・賃貸・管理業者組合(Secovi―SP)が17日公表した月次調査の結果によると、サンパウロ市内で2017年3月に成約した新築分譲住宅は1233戸だった。前の月(798戸)に対して54.5%増、前年同月(1070戸)に対しては15.2%増。
 同市内における今年3月の新築住宅発売戸数は、ブラジル資産調査社(Embraesp)のまとめによると、前月比768.7%増、前年同月比175.2%増の1555戸だった。
 今年3月の調査結果は企業家並びに消費者の景況感の復調を確認させるものだと捉えている同組合のフラビオ・アマリイ会長は、「ブラジルは今(進むべき)道へと戻りつつあり、不動産市場はそれを推し量る指標だ。現在の景気において、市場の成長にとっての主な障害の一つは高い失業率だ」と話す。
 同組合のチーフエコノミスト、セルソ・ペトルッチ氏は、ブラジル地理統計院(IBGE)の全国家庭サンプル継続調査(PNAD)によれば、非就業者率は今年2月から3月にかけて上昇し、12年に統計が始まった同指標史上最悪の13.7%に達したと説明。その上で、雇用水準はゆっくりと改善するはずだとしている。
 同市内における17年3月末時点での販売可能新築住宅の戸数は2万3142戸。前月末に比べて2.6%多く、16年3月末に比べて10.4%少ない。なお、販売可能新築住宅とは、直近の36カ月以内に分譲が開始された着工前、建築中、完成済みの住宅を指す。
 今年3月の成約数が最も多かったのは2寝室タイプの物件で、その数は598戸と同月の成約数全体の48.5%を占めた。発売戸数も2寝室タイプが最多(691戸)だった。専有面積別では、成約数は45~65平方メートルの物件が348戸で最多、発売戸数は85~130平方メートルのものが631戸で最も多かった。

最終更新:5/23(火) 2:42
サンパウロ新聞