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劇団ひとり、泣き枠タレントは「たいしたこと言ってない」

5/23(火) 21:00配信

AbemaTIMES

 弱肉強食の芸能界の第一線で活躍する先輩芸能人が、生き残り術を次世代に教える番組『TVじゃ教えてくれない業界裏教科書』が放送された。テーマは「業界で急募! 絶対に食いっぱぐれない『泣き枠』タレント養成講座!」だ。

 先生役は俳優として出演した映画・ドラマは50本以上で、「泣き芸」の名手として評価されている劇団ひとり。バラエティ番組に呼ばれるようになったきっかけは泣き芸だという。そして、生徒役は、NGT48の北原里英、女優・山地まり、グラビアタレントのRaMu、タレントの菊地亜美だ。劇団ひとりは「泣き枠」が求められている理由をこう語る。

「とにかく手堅い。芸能界には『天然枠』『デブ枠』『グルメ枠』などありますが、『泣き枠』もあるんです。泣き枠は徳光和夫さん、柴田理恵さんがいますが、あの二人の涙って見飽きましたよね? 涙のインフレが起きてしまったんです。だから、次を担う若手として、皆さんがそこに入っていただきたい。感動系のVTR作ったディレクターの気持ちを考えてください。簡単に泣いてくれるタレントと泣かない芸能人、どっちを呼びたいですか? 言わずもがなでしょう。とにかく泣いてください。今日、この番組が終わったら唾を吐くように涙が出るようになります」

 泣き芸を身につけるメリットは「涙を見せるだけで露出時間が1.5倍増える」と「極論、コメント力がなくても番組に呼ばれる」にあり。劇団ひとりは具体的な変化をこう語る。

「収入も2倍、3倍になる。1本10万円としたら、年間1500万円。皆さんが目から涙流すだけで、ギャラになっていく。面白系のVTRだとふざけてもいいけど、感動系――たとえば、病気からの奇跡の復活劇みたいなやつね。頭をフル回転してコメントするが、ほぼ使われない。やっぱり、使われるのは泣いている方なんです。『ほんとにぃ、なんかぁ、胸が痛くなりました…』とか、たいしたこと言ってないんですよ! 

 でも、泣いていると説得力があるんです。コメント力がなくても、涙を流せば使われる。一回、泣いている人のコメントのテキスト起こし、してみてください。なんの内容もないから。しかも、視聴者は『この人いい人なんだろうな』とか思うわけです。普段ため口だったりした人であっても『本当はいい人なんだ』と好感度上がるのです。『泣き芸』の強いところは、コメントしていてうまくまとまらない時に逃げることができるのです。『感情が高まり過ぎてぇ…、本当にぃ、あ、改めてぇ、(ここで泣く)本当に、ごめんなさい!』なんてやることができる。本当はコメントがないだけなのにね」

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最終更新:5/23(火) 21:00
AbemaTIMES