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102歳の貼り絵お見事 高岡の龍山さん 古切手で次男と制作

5/23(火) 23:06配信

北日本新聞

 24日に102歳の誕生日を迎える高岡市上関町、龍山(たつやま)静枝さんは、古切手を使った貼り絵作りを9年前から楽しんでいる。介護施設に入居する今も、次男の義信(ぎしん)さん(73)に手伝ってもらいながら制作に励んでいる。 (高岡支社編集部・安多萌子)

 静枝さんが古切手の貼り絵を始めたのは93歳だった2008年。高岡市のマスコットキャラクター「利長くん」を半年かけて完成させた。

 下絵に適した色や図柄の古切手を選び、200枚以上をA3の紙に貼って仕上げる。義信さんは貼り絵作家を訪ねて作り方を聞き、専門店で古切手を買うなど静枝さんを支えてきた。現在は週2回、約1時間一緒に作業をする。

 下絵の準備や配色、細かい部分の貼り付けを義信さん、大まかな部分の切り貼りを静枝さんが担当し、親子二人三脚で作る。デイサービスの文化祭や銀行のロビー展に出品すると、各地から励ましの電話があり、これまで1万枚を超える切手が送られてきた。

 現在も創作意欲は衰えず、昨年から今年にかけ、県の市町村のマスコットキャラクターをモチーフに15点を制作した。同市清水町の北陸銀行高岡清水町支店は、31日まで2人の作品展(北日本新聞社協賛)を開いている。

 静枝さんは「元気でいられたらどんな作品でも作りたい」、義信さんは「展示を見た人から声を掛けてもらえるのが励み」と話す。今後は漫画のキャラクターを題材にした作品も手掛けるという。

北日本新聞社

最終更新:5/23(火) 23:06
北日本新聞