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3年で337件助成 猫の不妊・去勢手術

5/23(火) 16:46配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市が市民団体による野良猫の不妊・去勢手術の補助を始めて3年。町内会の協力を得て、これまで337件の手術に助成した。ふん尿や悪臭による被害や殺処分を減らす狙いがある。

 猫は多産で、個体数が増えやすい。市は2014年度から市内に生息する飼い主のいない猫に不妊・去勢手術をした上で、里親探しに努める団体に、手術費用の2分の1を補助している。

 手術件数は14年度が91件、15年度が146件、16年度が100件。延べ57町内会で捕獲した。市の補助を受けない手術も3年間で81件。譲渡は14年度が3匹、15年度が14匹、16年度が24匹の計41匹。

 一方、猫に関する苦情は続いている。田辺保健所(田辺市管内)の受理件数は14年度が21件、15年度が25件、16年度は60件となっている。16年度の増加は県が関係条例を整備し、広報活動を強化したためとみられる。引き取り件数は14年度が156件、15年度が96件、16年度が116件。大部分が殺処分されているという。

 市環境課は「野良猫の総数は把握できず、事業効果の検証は難しいが、取り組みへの理解は広まっているのではないか」と話している。

最終更新:5/23(火) 16:46
紀伊民報