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大きなはさみで求愛 ハクセンシオマネキ

5/23(火) 16:45配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市新庄町の内之浦干潟親水公園で、大きな片方のはさみづめが特徴のカニ「ハクセンシオマネキ」が恋の季節を迎えた。全国的にも生息地が激減しており、環境省のレッドデータブックで絶滅危惧2類に分類されている。

 ハクセンシオマネキは、干潟の潮が引くと、チゴガニやオサガニなどと一緒に餌を食べており、大きなはさみづめを振り上げ、雌にアピールするウエイビングという行動も見られる。中には、雌の後ろから近づいてそのまま巣穴に連れ込もうとして逃げられる雄もいた。

 ハクセンシオマネキの甲幅は20~25ミリほど。名前は、雄の大きなはさみを振る姿が白い扇を振って踊るように見えることに由来する。繁殖時期は5月中旬から9月ごろまで。

最終更新:5/23(火) 16:45
紀伊民報