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ラルフローレンに値引きとの闘いの代償-1~3月売上高が急減

5/23(火) 14:55配信

Bloomberg

米高級衣料品ラルフローレンは、小売店での値引きとの闘いで前進しているが、その取り組みには代償も伴っている。

ラルフローレンの衣料品価格は百貨店や安売りチェーンで大幅に引き下げられているものの、同社の1ー3月(第4四半期)利益はアナリスト予想を上回った。在庫を圧縮したことや、正規価格で販売する衣料品を増やしたことが寄与した。

ただ、この取り組みの副作用として、1-3月の既存店売上高が急減した。

今回の決算内容は、7月に最高経営責任者(CEO)に就任するパトリス・ルーベ氏が直面する課題とチャンスを示している。ラルフローレンの利益拡大の可能性については楽観的な兆候が増えている一方で、同氏は売り上げ急減から同社を脱出させる必要がある。

グローバルデータ・リテールのアナリスト、ニール・サンダーズ氏はリポートで、「暗い1年の中で最も悲惨な四半期だったことは否定できない」と指摘。「しかし、夜明け前が最も暗いことを証明するのは、ラルフローレンの新経営陣の肩にかかっている」との見方を示した。

プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)出身のルーべ氏は、17日にCEOに指名された。ラルフローレンは2月、ステファン・ラーソン氏のCEO辞任を発表。創業者ラルフ・ローレン氏(77)とブランドのクリエーティブな方向性を巡り意見が対立した。

原題:Ralph Lauren Makes Headway in War on Discounts, But Sales Suffer(抜粋)

Stephanie Hoi-Nga Wong

最終更新:5/23(火) 14:55
Bloomberg