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今こそブラジル買いの好機-相場急落で一部投資家は買い意欲強める

5/22(月) 15:31配信

Bloomberg

ここ数カ月にわたりブラジルへの投資は簡単だった。テメル大統領の財政赤字圧縮策の実現を目指す取り組みをトレーダーらは歓迎し、どんな資産を買っても大きな利益が得られた。

これが17日夜に急変した。ルセフ前大統領の弾劾を主導した前下院議長のエドゥアルド・クーニャ被告への違法な支払いをテメル大統領が承認したとの報道がきっかけだった。投資家は大惨事が起きつつあると受け止め、18日のブラジル市場では通貨レアルからブラジル株の指標であるボベスパ指数、ブラジル債に至るまで軒並み急落した。

ただ、この混乱の中でも、一部の果敢な資産運用者は買いの好機を探している。確かにテメル大統領は辞任する可能性があり、年金制度改革と労働法改正を目指す野心的な計画が危機にさらされているように見えることをこれら運用者は認めているものの、中南米最大の経済大国であるブラジルは、投資意欲のある投資家にとって依然大きな価値がある。

サギル・キャピタル(ロンドン)の新興市場ポートフォリオマネジャー、エイドリアン・ランドグリーブ氏は「短期的に社会保障制度改革やセンチメントにとってマイナスの展開だが、相場が下落すれば、われわれのようなファンドはますます購入意欲が高まる」と指摘した。

原題:For These Die-Hard Investors, Now Is the Time to Buy Brazil (1)(抜粋)

Paula Sambo

最終更新:5/22(月) 15:31
Bloomberg

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