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NY外為:ドル続落、ユーロは独首相の「弱過ぎる」発言で堅調

5/23(火) 4:27配信

Bloomberg

ニューヨーク時間22日の外国為替市場ではドルが続落。メルケル独首相がユーロを「弱過ぎる」と述べたことから、ユーロへの買いが続いている。

ユーロは1ユーロ=1.1250ドルを超えたところでオプション絡みの売り玉が目先のハードルとなり、上げ幅を縮小した。モデル主導のユーロ・ロングが着実に増えており、これ以上の上げは動きが鈍かったリアルマネー筋にユーロ買いを誘う可能性が高いと、トレーダーらは指摘。ドルと比較したユーロの見通しがユーロにプラスに働き始めたという。

ニューヨーク時間午後5時過ぎ現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は約0.1%低下。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.1237ドル。一時は1.1264ドルまで上昇した。ドルは対円でほぼ変わらずの111円30銭。

ドイツのメルケル首相は「弱過ぎる」ユーロ相場と原油安が、同国貿易収支を黒字にしている一因だと指摘した。「ユーロは弱過ぎる。これは欧州中央銀行(ECB)の政策が理由だ。これによってドイツ製品が相対的に安くなっている。従って、ドイツ製品はよく売れている」と語った。

ドイツ連銀のバイトマン総裁は、最近のインフレ率上昇はエネルギーが主因であり、国内物価上昇圧力は「抑制されている」と発言。中期的な予測には、「コア指数、消費者物価の両方で」ECBの目標水準に戻ることが示唆されたと述べた。

ダラス連銀のカプラン総裁は、年内あと2回の利上げが適切だとあらためて発言。バランスシート縮小については、「年内の同プロセス開始」が適切だと述べた。

原題:Euro Remains Near 1.1240 After Gain Inspired by Merkel Comments(抜粋)Merkel Says ‘Too-Weak’ Euro Partly to Blame for German Surplus(抜粋)

相場を更新し、第4段落以降を加えます.

Alexandria Arnold, Dennis Pettit

最終更新:5/23(火) 6:16
Bloomberg