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なにわ筋線2031年春開業へ 大阪都心-関空最速30分台

5/24(水) 9:20配信

Aviation Wire

 大阪都心部を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」を建設することで、大阪府と大阪市、西日本旅客鉄道(JR西日本、9021)、南海電気鉄道(9044)、阪急電鉄の5者が合意し、5月23日に発表した。関西空港へのアクセス改善が期待され、2031年春の開業を目指す。

【なにわ筋線の整備イメージ】

 なにわ筋線は、JR大阪駅北側「うめきた」地区地下の新駅「北梅田」(仮称)から難波までの7.4キロ。総事業費は約3300億円で、北梅田駅のほか、中之島駅と西本町駅、南海新難波駅(いずれも仮称)の計4駅を新設する。

 大阪市などが出資する第3セクターが、国の「地下高速鉄道整備事業費補助」を受けて建設し、線路を鉄道各社が使う「上下分離方式」での事業を想定している。営業区間は、JR西日本がJR難波駅から北梅田駅間、南海が南海新今宮駅から北梅田駅間となる。このうち、西本町駅以北はJR西日本と南海が共同で、以南は各社で営業する。

 また、北梅田駅北側で阪急の十三方面に分岐する新線「なにわ筋連絡線」についても、検討を進める。

 現在関空へ乗り入れている鉄道は、JR西日本と南海の2社。JR西日本は新大阪駅から特急「はるか」で約50分、大阪駅から「関空快速」で約1時間5分、南海は難波駅から特急「ラピート」で最速約34分、「空港急行」で約43分で結んでいる。なにわ筋線が開業すると、大阪都心部と関空間は最速で30分台となる見通し。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:5/24(水) 9:27
Aviation Wire