ここから本文です

防災情報、電話で通知 龍ケ崎市、6月末から

5/24(水) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

災害時に防災情報を確実に提供しようと、龍ケ崎市は6月末から、家庭や個人の電話機に避難勧告の発令などを音声で通知するサービスを開始する。市ではホームページ(HP)などで防災情報を提供しているが、パソコン操作に不慣れな高齢者らからは「情報が入手しづらい」との声も寄せられており、災害時に簡単に情報収集できるよう電話の活用を思い立った。当面は土砂災害警戒区域に住む372世帯(963人)を対象に登録を促す。市によると、防災情報を電話で通知するのは県内初という。

市危機管理課によると、通知されるのは市民の生命に危害を及ぼすような緊急性の高い防災情報。具体的には避難勧告の発令や避難所の場所・開設時間などが提供される。

過去の災害で避難準備情報の発令が多かった土砂災害警戒区域の住民が対象になる。固定電話と携帯電話で利用できる。例えば、避難勧告が発令された場合、数分から10分以内にサービス登録者に電話がかかり市職員が事前に録音した音声で通知される。

市はこれまで防災無線のほか、市のHP、ツイッター、フェイスブックなどで防災情報を提供。しかし、大雨時には無線が聞き取れなかったり、インターネット環境がない一部の高齢者世帯では情報を入手することが困難だったりした。

市危機管理課は「ほとんどの市民が持っている電話を活用することで、災害時に確実に情報伝達ができ、速やかな避難行動につながる」と利点を話す。今後は洪水想定区域の住民へのサービス拡大も検討している。

市は27日に土砂災害警戒区域住民に対する説明会を開き、登録を促すとともに、6月30日に試験通知を行い、サービスを開始する。問い合わせは同課(電)0297(60)1514。      (鹿嶋栄寿)

茨城新聞社

Yahoo!ニュースからのお知らせ