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テロ事件を受け、マンUモウリーニョ監督「心は犠牲者とともに」

5/24(水) 16:30配信

ISM

 現地時間22日(以下現地時間)にマンチェスターで起きた爆発事件を受け、ヨーロッパリーグ(以下EL)決勝を控えるマンチェスターU(イングランド)のジョゼ・モウリーニョ監督は、「心は事件の犠牲者とともにある」と語った。

 爆発は、22日にイギリスの「マンチェスター・アリーナ」で行なわれていた米歌手アリアナ・グランデさんのコンサート終了直後に発生。地元警察は、今回の事件は男性1人による自爆攻撃で、これまで死者は22人、負傷者は59人に上ると発表している。その後、過激派組織IS(イスラミック・ステート)が事件の犯行声明を発表している。

 この事件を受け、マンUのOBであるクリスティアーノ・ロナウドや、デイヴィッド・ベッカム氏、マンチェスターC主将のヴィンセント・コンパニーなどがマンチェスターへの連帯を表明。さらにEL決勝の相手であるアヤックス(オランダ)は、ツイッターの公式アカウントで「アムステルダムからマンチェスターへ愛をこめて」「我々の想いは事件の犠牲者と彼らの愛する方々とともにあります」と投稿した。

 衝撃的な事件で地元が悲しみに暮れるなか、マンUはEL決勝の前日練習の際に黙とうをささげた。

 事件会場からすぐ近くのホテルに住んでいるモウリーニョ監督は、「我々の心は、事件で犠牲になった方々とその家族とともにある」「我々にはやるべき仕事があり、そのためにスウェーデンへ飛ぶことになっている。普段はビッグゲームの前には幸福な気持ちになるものだが、今回はそのような気分にはなれず、残念に思う」と、事件の犠牲者に哀悼の意を表した。

 EL決勝はスウェーデンのストックホルムで行なわれるが、UEFA(欧州サッカー連盟)は23日、予定どおりこれを開催すると発表。ただし、モウリーニョ監督の試合前会見はクラブ側の要望によりキャンセルになったと述べた。

 UEFAはEL決勝がテロの標的になるという「明確な情報」はないと発表。先月ストックホルムで起きたトラックでのテロ事件以降、警備は強化されているとし「テロの危険性は、このプロジェクトの開始から十分考慮している」とコメント。何カ月もの間、スウェーデン警察と準備を進めてきたと明かした。

 ストックホルムに住むアヤックスのファンの1人は、ELの決勝がテロの標的になるとは思わないとし、「愚か者にはしたいことをさせてやるが、勝つのはいつだって僕ら、スポーツの方だ」とコメント。テロの脅威に屈しないことを強調している。(STATS-AP)

最終更新:5/24(水) 16:30
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