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Salyu×小林武史、初の香港公演で大喝采「言語を超えて歌を届けられてうれしい」

5/24(水) 18:00配信

音楽ナタリー

Salyuと小林武史によるライブ「Salyu × Takeshi Kobayashi Live in Hong Kong」が、5月22日に香港のMusic Zone @ E-Maxで行われた。

【写真】左からSalyu、小林武史。(Photo by Taku Fujii)(他9枚)

Salyuにとって初めての香港での公演となったこの日のチケットはソールドアウト。ライブはステージ脇に用意されたビジョンに日本語詞と広東語訳を映し出しながら進行し、ファンはビジョンを観ながら2人の静かでエモーショナルな演奏をたっぷりと堪能した。

最初にステージに姿を現した小林がピアノに触れ、続いて登場したSalyuがピアノにあわせて「SCAT」を歌い出す。小林のピアノとSalyuの歌声は徐々に迫力を増し、なだれ込むように2人は「共鳴(空虚な石)」「悲しみを越えていく色」を続けた。一息つくとSalyuは広東語で自己紹介し、「音楽を通じて香港の皆さんとこのような交流の場を持てたこと、心からうれしく思います」と挨拶した。さらに小林を紹介すると、フロアからは大歓声が。2人は観客の反応に驚きつつも喜び、笑顔を見せていた。

中盤にはLily Chou-Chou名義のナンバーで構成されたブロックも。「エロティック」でSalyuは小林の奏でるピアノの音色にあわせて体を揺らし、「飽和」では静かな伴奏にあわせてしっとりと歌い上げる。「回復する傷」ではSalyuが惜しみなくその歌声を響かせたのちステージを去り、小林が華やかな演奏を聴かせた。

Salyuが再びステージに戻ると、2人は軽やかな「HALFWAY」やゆったりとした「VALON-1」を続ける。この日2度目のMCでSalyuは「今日は言語の違いを超えて香港で暮らす皆さんに私の歌を届けることができて本当にうれしいです。歌ってる曲はすべて日本語なんですが、今日は日本語の意味を超えて、メロディや音の響きに皆さんの好意そして香港への尊敬を込めて歌っています」と改めて感謝の思いを述べた。「体温」に続いてプレイされた「THE RAIN」では、シーケンサーが用いられより壮大なサウンドが広がる。Salyuは途中で立ち上がり、一層伸びやな歌声でオーディエンスを魅了した。そしてSalyuのアカペラから始まる「アイニユケル」で優しい音色を届けて本編を終えた。

2人は盛大なアンコールに応えて再び登場。最初に小林がマイクを握り「アジアの中で、香港はアートのマーケットがすごく進んでる都市だと思っている。それは商業的な意味だけでなく、精神的な部分で。そんなアートの精神を持って、僕らは今回香港に演奏しに来ました」と今回の公演が実現した経緯を説明する。Salyuも「今夜は皆さんにお会いできて本当にうれしかったです」と感想を述べたのち、「明日は休みを取っている」と明かすと「香港で遊ぼうと思っていて。どこへ行こうかな、何を食べようかな」と声を弾ませた。そして2人は「大切に歌ってきた」と言うバラード「Lighthouse」「to U」を力強くも繊細なアンサンブルで届けて、初の香港公演を締めくくった。

Salyu × Takeshi Kobayashi Live in Hong Kong
2017年5月22日 Music Zone @ E-Max セットリスト
01. SCAT
02. 共鳴(空虚な石)
03. 悲しみを越えていく色
04. エロティック
05. 飽和
06. 飛べない翼
07. 回復する傷
08. HALFWAY
09. コルテオ ~行列~
10. VALON-1
11. 体温
12. THE RAIN
13. landmark
14. アイニユケル
<アンコール>
15. Lighthouse
16. to U

最終更新:5/24(水) 18:00
音楽ナタリー