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【日本ダービー】「3頭出し」音無厩舎のマル得情報入手!「アドミラブルの何が凄いって?持ってるものが凄い」

5/24(水) 22:05配信

東スポWeb

【日本ダービー(日曜=28日、東京芝2400メートル)稲富菜穂だいじょばない特別篇】第84回日本ダービーに「3頭出し」を敢行するのは池江厩舎だけではない。音無厩舎も青葉賞を制したアドミラブルに、皐月賞3着馬ダンビュライト、きさらぎ賞の覇者アメリカズカップとバラエティーに富んだ3頭で臨む。過去、挑戦すること4度。まだダービーとは縁のない音無秀孝調教師(62)を突撃取材したのは本紙連載「だいじょばない」&「ムーチョムーチョ!」でおなじみの稲富菜穂。取材した馬がよく勝つことから、ついた名誉ある冠「トレセンの女神さま」の面目躍如となるか!?

 どうも、稲富菜穂です。今年も「日本ダービーがやってきたんだなぁ」と思うと胸が熱くなるといいますか、興奮度が高まって、心臓の動きが早くなるのを感じます(ホント動悸がすごくて…。更年期障害ではありませんよ)。

 最初からこうではありませんでした。2012年から競馬に触れて、年を重ねるごとに競馬の魅力に取りつかれ、熱い戦いやドラマに涙して(馬券の涙が一番多いけど)。私の生活の一部になっていくうちに、ようやく日本ダービーのすごさ、楽しさをより実感できるようになりました。

 そんな私めに、「だいじょばない」特別編として、日本ダービー「3頭出し」をされる音無調教師への直撃の命が下りまして…。自分なりに一生懸命取材させていただきました! 少しでも予想の助けになれば…(って、一番助けてもらいたいのは稲富自身なんですけど)。

 というわけで音無センセイ、さっそく皐月賞3着馬ダンビュライトについて教えてくださいっ。

「武豊騎手にとっては皐月賞が初騎乗。まだ分からないことも多かったと思う中で、うまく乗ってくれた。ただ(きさらぎ賞→弥生賞と)3着続きだったこともあって、評価が下がったんでしょうけど。もともと能力の高い馬だし、(12番人気は)ちょっと甘く見られたというか、人気がなさすぎたんじゃないの?」

 確かに朝日杯FS(13着)を除けば、馬券圏外は一度もない、安定感のある成績。前走の人気はおいしかったなぁ(なんて、あたかも馬券を取ったみたいですが、全然取れてません。てへ)。ではダービーへ向けての課題はありますか?

「テンションが急に高くなるところがあるし、そういう面ではまだ大人になりきっていないかな。(父親の)ルーラーシップもそういうところがあったみたいだし、似たのかもね。でも馬房では全然、おとなしい。競馬の時に突然そうなることがあるだけなんだけどね」

 有馬記念(2012年)でルーラーシップがゲートで立ち上がってしまった映像がフラッシュバック…。当日のテンションは要チェックですぞ!

 次にアメリカズカップです。皐月賞(18着)は結果を出せませんでしたが、巻き返しの可能性は?

「う~ん、距離が延びるのは心配。お母さんのベガスナイトは基本的に短距離で走ってた馬だしちょっと(ハミを)かむところもあるんだ。(きさらぎ賞では)ダンビュライトに勝ったくらいで力はあるんだけど…。皐月賞もかんだから走らなかった」

 なるほど、それを聞くと18着も納得。稲富的には今回も鞍上が音無厩舎所属の松若風馬騎手なのも気になります! 2人でダービーの話とかするんですか?

「気楽に乗せたいから、あえてしないようにしている。皐月賞もそうしたんだけど…。スタートで出負けして、慌てておっつけるもんだから、ひっかかるに決まってるでしょうに。普通にあんちゃんの乗り方だったね」

 厳しいように見えて、少しハニカミ模様。愛しか感じられない表情に胸キュンです。

「ダービーに乗れることで今後の風馬のためになればいいなぁと思っている。まだ4年目。今だけじゃなくて先は長い。ダービーに乗った経験があるということで、今後チャンスが広がるかもしれないからね」

 今度はまさに愛しか感じられないコメントに胸キュンpart2。松若騎手には親心に応える、見せ場十分の騎乗を期待しています。

 最後にアドミラブル。皆さんも一番、気になっている馬ではないでしょうか。目下3連勝中。ズバリ、何がすごい馬ですか?「何がって、持ってるものがすごい」。おぉ、センセイもまさにズバリ。詳しく教えてくださいっ。

「新馬戦(9着)はダメだったけど、ノドの手術をして、5か月ぶりに使った未勝利戦(阪神芝外1800メートル)を1分45秒8で走ったのがまず、すごいこと。それだけで十分、普通の馬じゃないですよね。皆さんは青葉賞を見て“強いなぁ”って言うんですけど、違うんですよ。早くから強さを見せていたのに気が付いていなかっただけなんです」

 っは! すみません。私も気が付いていない一員でした。恥ずかしい。

「(未勝利戦勝ちの)次はドスローのアザレア賞で勝っている。対応力もすごいんです。前走の青葉賞にしても出負けした分、ケツから行って、3コーナーから大マクリ。あれも普通の馬だったら勝てない競馬ですよね。レースでいろんなことを経験している。今はスマホでも簡単に見れるので、この3戦のレース内容をぜひ、見てください」

 はいっ! 皆さんも急いで見てー! いやぁ、なんかセンセイの自信がこれ以上ないくらい、伝わってきました。

 続けて3頭聞かせていただき、ボリュームがありすぎて、夢が膨らみすぎて、すでにおなかいっぱいです。この1週間、日本ダービーを常に感じながら楽しみましょう! 私も週中、週末の連載を楽しみながら頑張らねば。

☆いなとみ・なほ=1990年12月16日生まれ。関西在住のタレントとして幅広く活躍し、現在はKBS京都の「競馬展望プラス」、ABC「おはよう朝日です」に出演中。彼女が取材した馬が激走することが多いことから、一部のトレセン関係者から「競馬界の女神」と呼ばれている。

最終更新:5/25(木) 14:25
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