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【UP COMING】5/29付週間CDランキング、『コンフィデンス』編集部ピックアップ6作

5/25(木) 8:10配信

オリコン

 最新5/29付オリコン週間ランキングから、TOP20位圏内には入らなかったものの、CDセールスやデジタル配信で注目すべきチャートアクションを見せた作品を、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』編集部のメンバー6名が各目線でピックアップ。これから注目すべきアーティスト、話題作の動向を紹介する。

【一覧表】5/29付 週間シングルランキング

◆81moment「UTAGEI/奇跡はすでに生まれてる」/シングル21位

ライブデビューから2年、オタク応援曲で世界を目指す

 5人組の楽曲派アイドルユニット・81moment(エイトワンモーメント/通称:ハチイチ)の1st シングルが週間シングルランキング21位にランクインした。15年8月にライブデビュー。週3~4本の精力的なライブ活動で地道にファンを広げてきた。デビュー曲「UTAGEI」は、ファンの間ではおなじみのアイドルから見たオタクたちへの応援ソング。ストレートにオタ芸を鼓舞する歌詞は彼らのハートに火をつけ、ステージと観客が一体になるライブは熱く盛り上がる。すでに中国・上海、台湾などアジアで活動を行っているが、オタ芸とともに世界進出を目指すという。

◆in NO hurry to shout;「カナリヤ[ANIME SIDE]」/シングル36位

本格バンドサウンドで聴かせる、アニメ『覆面系ノイズ』

 4月期アニメ『覆面系ノイズ』の劇中バンド、in NO hurry to shout;のシングル「カナリヤ~」が、週間シングルランキング36位に初登場した。4月19日から6作品が順次発売されており、本作が4作目。主人公・ニノの声を務める早見沙織のボーカルが表現力豊かで、オルタナティブロックを感じさせる「サテライト」(5月10日発売のシングル「アレグロ」収録曲)など、多様なバンドサウンドを聴かせてくれる。原作者の福山リョウコ氏がジャケットのイラストや作詞まで手がけていることもあり、作品との世界観はぴったり。NARASAKI氏がプロデューサーを務めているところもポイント。

◆フラチナリズム『ハーフ&ハーフ2』/アルバム29位

ウェディングソングが話題、自己最高位の3rdアルバム

 バンド活動のみならず、流しや俳優、モノマネまで何でもこなすを身上とするフラチナリズムの3rdアルバムが、最新5/29付で自己最高の29位に初登場した。オリジナル作品6曲を、「恋愛レボリューション21」や「君がいるだけで」、「MUGO・ん…色っぽい」、「春夏秋冬」など、誰もが知る名曲カバーと交互に配置。「歴史と伝統を大切にする」と語る彼らならではの構成で楽しませる。オリジナル曲で注目は5曲目の「帰っておいで」。娘を嫁に出す父親の心境を歌ったウェディングソングで、箭内夢菜が出演するMVの切ない映像が、SNS で大きな話題となっている。

◆ザラ・ラーソン『ソー・グッド』/アルバム51位

日本デビュー作が3週連続TOP100入り

 スウェーデン出身のザラ・ラーソンの日本デビューアルバム『ソー・グッド』が、週間アルバムランキング51位に登場、3週連続TOP100入りとなった。本作には、ビヨンセの楽曲などで知られるMNEKとのコラボ曲や日本盤のみ収録のデヴィッド・ゲッタとの楽曲が収録されている。5月11日には、H&Mから発売される彼女のコレクションのローンチを記念して、一夜限りのイベントを東京・H&M渋谷店で開催。8月には、『SUMMER SONIC 2017』に出演予定とポップアイコンとして日本でも活躍しそうだ。

◆セプテンバーミー『世界として生きる君へと想う.ep[特別盤]』/アルバム61位

立川発バンド、自己プロデュースで個性を発揮

 東京・立川発のロックバンド、セプテンバーミーの1stEP『世界として生きる君へと想う.ep[特別盤]』が初動940枚を売り上げ、週間アルバムランキング61位に初登場。前作アルバム『絶対的未来奇譚』(16年9月発売)での最高119位を大幅に上回り、自己最高位を記録した。セルフプロデュースで活動中の彼らは、今作でもギターが冴えるエモーショナルなロックサウンドはもちろんのこと、リード曲「キツネ憑きの唄」では、楽曲の世界観をユーモラスに描いたMVを制作するなど、オリジナリティ溢れる展開を見せ注目を集めている。

◆柴田聡子『愛の休日』/アルバム71位

1年ぶり4thアルバム、前作超えの71位に初登場

 シンガー・ソングライター、柴田聡子の1年半ぶりとなる4thアルバム『愛の休日』が、週間アルバムランキング71位に初登場。初のTOP100入りとなった。柴田の魅力は、岸田繁がプロデュース参加した収録曲「ゆべし先輩」に代表されるように、素朴な言葉で描き出すリアルな心象風景と、穏やかでカラフルなボーカル。特に詩は、16年に発表した初の詩集『さばーく』で、「第5回エルスール財団新人賞 現代詩部門」を受賞するなど詩人としても評価が高い。岸田をはじめ、ミュージシャンからの支持も篤い柴田が、いよいよ飛躍の時を迎えそうだ。

(『コンフィデンス』 17年5月29日号掲載)

最終更新:5/25(木) 8:10
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