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日軽金HD子会社の今期業績、日本フルハーフのみ増益

5/24(水) 6:01配信

鉄鋼新聞

 日本軽金属ホールディングスは、このほど主要子5会社の18年3月期業績予想を公表した。原燃料価格の上昇が見込まれており、全社が増収予想となった一方で、経常利益は日本フルハーフのみが増益となり、東洋アルミニウムは横ばい、その他3社は減益予想となった。

 日本軽金属は売上高1283億円(前年比1・6%増)、経常利益57億円(同40・0%減)と大幅減益を予想。化成品事業の収益が前期に大幅改善を見せたものの、今期は水酸化アルミなどの原燃料価格上昇により利益幅が限定的となるもようだ。
 東洋アルミニウムは売上高979億円(同3・9%増)、経常利益56億円(同横ばい)。箔地業はトーヤルロータスやトーヤルカーボ、粉末積層箔などの独自製品の拡販を推進。パウダー・ペースト事業でもインド市場やアセアン・中東・アフリカでの販売増を目指す。
 日軽エムシーアルミは売上高586億円(同5・8%増)、経常利益24億円(同11・1%減)。国内は自動車軽量化ニーズの取り込みを進める一方、中国や米国では開発合金の拡販で販路拡大を目指す。タイは第2工場の早期フル稼働で、東南アジア・インド市場へのハブ機能を強化する。
 日本フルハーフは売上高742億円(同11・1%増)、経常利益40億円(同14・3%増)で唯一の増収増益。一般貨物の物流量増加で国内需要が堅調に推移しているほか、タイでは10ドアバンや10ドアキットの拡販が進むとみられている。また現在進めている厚木工場の再構築により品質や生産性が向上し、利益も拡大すると予想した。
 日軽金アクトは売上高446億円(同3・0%増)、経常利益24億円(同7・7%減)だった。国内のトラック架装向け押出材の出荷が高水準にあるほか、EV・PHEV向けのバッテリー冷却プレートの拡販を狙う。併せて海外拠点の収益力強化を課題として挙げた。

最終更新:5/24(水) 6:01
鉄鋼新聞

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