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普通の人と同じ人生なんてつまらないー偶然が引き寄せる将来へのヒント

5/24(水) 12:10配信

BUSINESS INSIDER JAPAN

人はなぜ旅をするのかー。東京・池袋にある「泊まれる本屋」BOOK AND BED TOKYO 。世界各地からこのホステルを目指してやってくる旅行者たちへのインタビューを通して、少しだけその人たちの旅と人生観に触れる。連載「BOOK AND BED TOKYO JUNCTION」。

東京・池袋にある「泊まれる本屋」の画像

2回目は長野県安曇野市から東京旅行にきていた島友理奈さんと浅川京奈さん。テイクアウトしたピザの箱を挟んで楽しそうに話す様子が気になって話しかけてみると、今回の旅行ではいろいろな発見があったという。

ー2人は何をしてるの?

友理奈:私はWeHilaNiiiっていうアクセサリーブランドを作ってる。もとは東京で雑誌のスタイリストアシスタントをしていたんだけど、リゾバ(リゾートバイト)でいろんな所に住んだ後、結婚して今は地元。アクセサリーは趣味程度だったんだけど、始めたら思ってた以上に周りからの反応が良くて。好きなことだしこれでビジネス成功させたい。

京奈:私はタイ古式のマッサージ師。いつか自分のお店を持ちたいと思ってる。準備ができたら今年の秋ぐらいにでも。マッサージって自分の手と場所さえあれば人を幸せにできる仕事。だからこの仕事が好きだし、自分にピッタリ。

ー2人はどういう関係?

友理奈:私は29歳で京奈は22歳。年は離れてるんだけど、幼馴染で家も歩いて5分以内。小さい頃から知ってたんだけど、仲良くなったのは私が地元に帰った数年前かな。久しぶりに会ったら大人になっててビックリした。

京奈:昔から家族ぐるみの付き合いだから、母親たちがやってるバレーボールの練習に参加した時に友理奈ちゃんと再会して。それからよく遊んだりするようになったよね。性格は全然似てないんだけど、考え方とか生き方とかコアな部分が似てるから年も気にせず付き合っていける。

ー今回の旅の目的は?

友理奈:一番の理由は松永真樹さんのバックパックウェディングっていう講演を聞きに。彼は奥さんと世界中でウェディングの写真を撮りながら旅をした人で、私たちも将来は仕事だけではなくていろんなことを自由に楽しみたいと思ってるから、話を聞いてみたくて。

京奈:その講演会では、2人でいつも話してることをそのまま言ってて、あ、私たちこのままでいいんだって再確認できた。今回、東京に2人で来るってなってから、いろんなことがトントン拍子に進んで、自分たちでもビックリしてるけど、何か見えない力に後押しされてるような気分。講演会もだし、このBOOK AND BED TOKYOもずっと来たくて、ネットで見たらたまたま今日だけ空いてたり。もうこれは絶対行くしかないでしょ、みたいな。時間余ってたから行った預言CAFEでど真ん中の将来の預言されるし、東京でいろんなヒントを得てる気がする。

ーBOOK AND BED TOKYOという場所を選んだ理由は?

友理奈:実はオープン前から知ってて、いつか来たいなーと思っていたんだけどいつも満室で。私はアクセサリーの買い出しとか営業とかでよく東京に来てて、いつもは父親が東京に借りてるアパートに泊まるんだけど、今回は京奈と一緒だし、せっかくだからお洒落な空間で刺激をもらおうと思って。

ーどういう本を読む?もうここの本はチェックした?

京奈:私は本よりも空間を楽しみにしてたから読んでない。今もピザ食べながらビール飲んじゃってるし。本はジャンル問わずにその時にこれって思ったものが多いかな。

友理奈:私は本好きだから読みたいと思ってるけど、まだ見てない。さっき本棚眺めてたら面白そうな旅の本があったから、後で見ようかなって思ってるけど、寝ちゃうかも。

ー2人が自由なライフスタイルを選ぶきっかけとかあった?

京奈:正社員で仕事したことないし、しようと思ったこともない。普通の人と同じ道をいくのなんてつまんないし、スーツ着て毎日仕事行くのも私には合ってない。いろいろやりたいし、縛られたくない。周りから見たらただの飽き性と思われることもあるけど、私の中ではちゃんとした考えがあって。「正しい」と一般的に言われる道に進んで、毎日同じことしてなんて生活がもったいないと思っちゃう。常にやりたいことをやれる毎日がいいし、自由に生活できる時間とお金が欲しいから、そしたらフリーで仕事をするか自分のビジネスをもつっていうのは自然の流れだった。

友理奈:働くことが嫌いなわけではないから、自分のやりたいことをやって忙しくありたいんだよね。私は正社員もリゾバも経験したけど、今は自分の好きなことでビジネスを成功させたい。なんか私たちって、毎日会って毎日同じこと言ってる。

京奈:あと1日100回以上は痩せたいって言ってるね(笑)。

友理奈:自分の会社は持ちたいけど、会社を大きくして稼ぎたいとか社員を増やしたいとか、そういうことはあんまり重要じゃなくて、自分の好きな時に好きなことをできる環境さえあればそれで良いと思ってる。みんなと違う選択をするといろいろ言われるし、心配してる親を安心させたいとも思うから、成功して見返したり親孝行したいと思うけど、それがゴールではないかな。雇われてた方が楽でいいって言う人もいるし、もちろんそれも全然ありだと思う。逆に全員が経営者になりたいなんて言い出したらライバル多くて困るから、逆にありがとう、みたいな(笑)。

ー何をするのかが大事なのではなくて、それを決める上での意思決定の仕方や姿勢の方が重要なのかもね。でも日本って「みんな一緒」を大事にするから、周りからのプレッシャーとか意見とか気になったりしない?

友理奈:そういうのあんまり思ったことない。これからなのかなぁ。

京奈:私はそういう常識を変えたいし、周りに同じように考えてる人も結構多い。同い年の友達が長野でゲストハウスをオープンしたり、近くにそういう人がいるだけですごい刺激になって、これでいいんだって思えるし、すごいモチベーションあがる。

友理奈:私の周りは30近くで結婚して子ども2人いる人とかが普通にいるから、あんまり考えを共有できる友達はいないかな。だから京奈みたいな同じ考えで一緒に頑張っていける身近な存在がいてくれるのは大きい。あと、さっき偶然の連続って言ったけど、実はこのインタビューもその一つ。実は来月、お母さんのゴスペルを見にニューヨークへ行くんだけど、ちょうどいろいろ調べようと思ってた時にニューヨーク帰りのお姉さんに会えてすごくラッキー。

ー二人は偶然に起こった出来事も素直に受け取って、将来へのパワーやヒントにしてるって感じだね。

2人:そうなっていけるのが理想!

sayaka:10代後半から約10年をアメリカで過ごす。ニューヨークの大学を卒業後、マーケティングの仕事に就くが、約15カ月間中南米をバックパッキングで旅して帰国。現在はBOOK AND BED TOKYOのスタッフとして働く。

最終更新:5/24(水) 12:10
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