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THE ALFEE「ムッシュのDNAを引き継いでく」ツアーを続ける理由と新曲への想い

5/24(水) 11:30配信

MusicVoice

 【インタビュー】来年結成45年を迎えるTHE ALFEEが5月24日に、通算66枚目となるシングル「あなたに贈る愛の歌」をリリースする。今作は「THE ALFEE meets The KanLeKeeZ」と銘を打ち、カップリングに昨年ミニアルバムをリリースしたThe KanLeKeeZの新曲「エレキな恋人」も収録。「あなたに贈る愛の歌」は高見沢俊彦が、指揮者の西本智実氏とおこなった『INNOVATION CLASSICS』からインスパイアを受けて制作。壮大なストリングスのもと“愛”を綴った。今回は高見沢、坂崎幸之助、桜井賢の3氏にインタビュー。レコーディング秘話からグループサウンズの魅力、ムッシュかまやつさんへの想い、そして、現在も数多くのライブをおこなうバイタリティの秘密などを聞いた。

ムッシュの意思は継ぐ

――前作「今日のつづきが未来になる」で50作品連続オリコンチャートトップ10入りという記録を果しました。もちろん今作も確実ですね。

高見沢俊彦 いやいや、楽観はしていません(笑)。

――50作品連続を達成して、今作「あなたに贈る愛の歌」では新たな気持ちで臨まれたという想いも?

高見沢俊彦 それはあります。シングルでは毎回そういう気持ちです。去年出した「今日のつづきが未来になる」が今のALFEEを象徴する曲だったので、それに続くシングルというのは意識しました。今回はいい意味で“タイアップに縛られない”という自由さが良かったかも知れませんね。今、自分達が歌いたい曲というものを素直に出せましたからね。今回は久々のバラードで、しかも愛の歌です。

――制作の流れは、高見沢さんが一度全部を作って、桜井さんと坂崎さんに聴かせるというスタイルでしょうか?

高見沢俊彦 そういう場合もありますけど、今回は時間が無かったので突然でした(笑)。僕は指揮者の西本智実さんと『INNOVATION CLASSICS』2年ぐらいやってきて、あらためてクラシックの良さを再認識したんですよ。その時に、弦のイメージやストリングスのイメージはTHE ALFEEに凄く合うなと思って・・・今回はそういう部分をTHE ALFEEに活かしたいという願望から生まれた楽曲なんです。

――願望だったのですね。

高見沢俊彦 そうです。願望を実現させるのは大変だけど、やりがいはありますからね。

――制作前に3人で打合せはするのでしょうか?

高見沢俊彦 それは殆どないですね。このシステムでずっと一緒にやって来たという信頼のもと、そこは“制作部”に一任されていますから、間違いのないものをお出しするようにと、常日頃心がけております(笑)。

坂崎幸之助 とんでもない曲が出てこない限りThe Alfeeは大丈夫です(笑)。

――今まででとんでもない曲はありました?

坂崎幸之助 ないですね。とんでもなくても“面白いとんでもなさ”とかそういう感じです。1983年にアコースティックっぽいAlfeeからハードロックなALFEEになった時もとんでもなく面白い事になったと思いましたからね(笑)。

――イメージをガラッと変えてきたという印象がありました。

坂崎幸之助 一般的にはそうだと思うんですけど、僕らの中では流れがあったんです。ライブハウス時代はけっこうハードロックっぽい事もやっていたので「今回はそういう感じ行こう」みたいな感じでした。

高見沢俊彦 イメージ的に色んな音楽をやるという事は、この間お別れ会をやった、かまやつひろし(ムッシュかまやつ)さんの影響だと思います。ムッシュもGS(グループサウンズ)から始まってロックをやって、フォークやジャズや、音楽的に幅広い方でしたからね。僕らも若い頃にムッシュのバックでやって色々学びました。これからも、音楽の幅広さという点では、ムッシュのDNAを引き継いで行こうと思っています。

――かまやつさんくらいの方になると、ツアーではリハも途中からやらなくなってくるみたいですね。

高見沢俊彦 毎回ではないですが、やらない時もありました。一緒に遊園地に行ったり熊本城へ行ったりと観光していました(笑)。

坂崎幸之助 その時々で曲順が変わっちゃう時もありましたね。

――それはけっこう怖いですよね?

坂崎幸之助 それに対応していくのに、それなりの心構えが必要ですからね。最初は戸惑いましたけど、でもそれって、その時のお客さんの反応とか感じて、曲を入れ替えるんですよね。実際に後ろで演奏をして色んな事が学べました。

高見沢俊彦 だから僕らはライブツアーをやめられないんですよ。反応を直に感じるのはライブ以外にないですからね。

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最終更新:5/24(水) 11:30
MusicVoice