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鹿鳴館ほうふつ…一夜限りの舞踏会 佐賀県重要文化財・旧唐津銀行

5/24(水) 13:33配信

佐賀新聞

 れんが造りの銀行建築として県内に唯一残る唐津市本町の「旧唐津銀行本店」で23日夜、舞踏会があり、ドレスアップした男女約40人が舞った。鹿鳴館をイメージさせる歴史ある洋館が、一夜だけの華やかな社交の場に様変わりした。

 明治末期に建てられた旧唐津銀行本店は、唐津出身で近代建築の第一人者・辰野金吾が監修し、辰野に師事した田中實が設計した。4月11日には県重要文化財に指定された。

 唐津観光協会が市内外の社交ダンス愛好家に呼び掛け、初めて企画した。会場の1階フロア(約100平方メートル)は、カーペットの下が創建時同様に「リノリウム」と呼ばれる床材をフランスから取り寄せて復元。ダンスに最適な床材で、本来の床の上で催された。

 社交ダンス歴5年で、発案者である唐津観光協会専務理事の國谷恵太さん(61)は「国内外のクルーズ船では船内で社交ダンスを楽しむ人が多い。唐津に寄港すれば、この雰囲気の中で踊れるとアピールできるような動きにつながれば」と期待を寄せた。

最終更新:5/24(水) 13:33
佐賀新聞