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英コンサートの爆破テロ、警備が手薄な「ソフトターゲット」の流れか

5/24(水) 15:30配信

AbemaTIMES

 5月22日夜、アメリカ人の人気歌手アリアナ・グランデのコンサートが行われていたイギリス中部のマンチェスターアリーナで大きな爆発があった。少なくともこれまでに22人が死亡、負傷者は59人にのぼっている。

 現場に居合わせた人は「大きな爆発だった。爆発音がした。煙が階段を通じてのぼってきた。みんな叫んでいて、爆弾じゃないかと話していた」と話し、爆発直後の会場の映像では人々が逃げ惑う姿も映されている。

 爆発はコンサート会場の入り口付近にあるチケット売り場周辺で発生した。コンサート終了直後の爆発だったため、帰宅する客を狙った可能性も指摘されており、警察はテロ事件として捜査を進めている。また、この事件に関して、ISが犯行声明を出したとも報じられている。

 イギリスのメイ首相は、爆発を「凄惨なテロだ」として全容解明に全力を挙げるとの声明を発表した。

 テレビ朝日コメンテーターの川村晃司氏は「警備や監視が非常に不十分な民間の施設、場所、車両といった攻撃しやすい場所で、今回もテロが起きた」と話す。そういった比較的警備や監視が手薄な場所は「ソフトターゲット」と言われており、近年テロの標的になっているという。

 イギリスでは3月にも、ロンドン国会議事堂付近で男が車で観光客らを次々とはねた後、警察官を刃物で襲うという事件が起こっている。この事件では5人が死亡し、40人が負傷した。ロンドン警視庁によると、容疑者はイスラム過激派の思想に影響を受けた人物だったという。

 近年、ヨーロッパでテロが続いており、日本でも警戒が強まっている。川村氏は「島国の日本はヨーロッパに比べてテロが起こりにくいとは言えるが、今後オリンピックもあり、警戒は必要だと思う」と話した。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:5/24(水) 15:30
AbemaTIMES

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