ここから本文です

創業支援、民間の動き活発 和歌山県内

5/24(水) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県内で起業や創業を支援する民間の動きが活発だ。田辺市では今月、デザイナーや社会保険労務士らが協力した団体が発足。和歌山市でも同様の団体が活動し、紀南に手を広げている。いずれも異業種が知恵を出し合うことで地域の課題を解決し、雇用や経済の活性化につなげる狙いがある。

 田辺市では、デザイナー、カメラマン、ライター、社労士、土地家屋調査士、司法書士など異業種が集まった有限責任事業組合「TETAU(てたう)」が今月発足する。

 「てたう」は、この地方の方言で「手伝う」の意味。異業種の専門家が協力し、起業や第2創業など個人では手に負えない仕事や手続きを支援する。例えば梅やミカンの農家が加工食品の販売を始めたい場合、TETAUの中でプロジェクトチームを立ち上げて商品化や販路拡大などを手伝う。会員の収益にもつなげる。

 会員は現在14人で、今後増やしていく。27日、同市今福町に開所したTETAUの事務所で始動のイベントがある。事務所は個人事業主の会員らの貸しオフィスになっている。起業や創業支援だけでなく子育て環境の整備など地域の課題を幅広く取り扱い、地域の「フューチャーセンター化」を目指す。会員交流サイト(SNS)や情報誌で情報発信していく。

最終更新:5/24(水) 17:00
紀伊民報