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ワンクリック請求 平均支払額急増

5/24(水) 17:00配信

紀伊民報

 和歌山県消費生活センターに2016年度に寄せられた苦情相談で、ワンクリック請求による1人当たりの平均支払額は前年度の3倍近い52万円に急増したことが分かった。センターは24時間手軽に購入できる電子ギフト券で支払ってしまうケースが目立っていると指摘。請求に応じず、相談するよう呼び掛けている。

 16年度にセンターに寄せられた全体の苦情相談は5227件(前年度比966件減)。13年度以降、増加していたが、4年ぶりに減少に転じた。これは全国共通相談電話「188」の浸透で、相談先が移行していると考えられるという。

 苦情相談件数のうち、最多は「ウェブサイト関連」の1173件で2割を占める。年代別でも全ての年代で最も多く、センターはスマートフォンの普及が要因とみている。このうち「ワンクリック請求」が422件(36%)で、支払ったのは15件だった。

 1人当たりの平均支払額は52万円。12年度7万円、13年度15万円、14年度14万円、15年度18万円だったのが、一気に跳ね上がった。センターは、一度支払った人が何度も狙われる傾向があり、高額被害につながる恐れがあるとしている。

 支払い方法について、かつては銀行振り込みなどが多かったが、最近は「電子ギフト券」での支払いが目立つという。

最終更新:5/24(水) 17:00
紀伊民報