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太地に発信拠点 熊野灘捕鯨文化継承協議会

5/24(水) 17:00配信

紀伊民報

 「熊野灘捕鯨文化継承協議会」の総会が23日に和歌山県新宮市内であり、今夏、太地町内にオープン予定の道の駅に情報発信拠点を設けることなどを盛り込んだ事業計画を決めた。

 協議会は県や新宮市、太地町、那智勝浦町、串本町、観光協会、文化保存団体などで構成。熊野灘沿岸4市町に伝わる捕鯨文化「鯨とともに生きる」が日本遺産の認定を受け、昨年5月に発足した。

 事業計画では、太地町森浦で町と国土交通省が整備を進めている道の駅「たいじ」の一画に、日本遺産の概要が分かる常設展を設置。ここをメインの拠点とし、新宮市と那智勝浦町、串本町にも展示場所を設ける。事業費は600万円。

 さらに、日本遺産の構成文化財である国指定重要無形民俗文化財「河内祭の御舟行事」(串本町)の風景を紹介するジオラマを制作。設置場所はJR古座駅(同町西向)を予定しているが、移動することもできるようにするという。事業費として500万円を計上した。

 このほか、古式捕鯨で鯨を追って銛(もり)を打った「勢子舟(せこぶね)」を復元するための調査設計、追加認定を受けた構成文化財の案内板・説明板の製作などの事業を盛り込んだ。

最終更新:5/24(水) 17:00
紀伊民報